原発のない社会をめざして 2012年11月

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電力料金値上げ 脱原発へ続く痛みでなければ

愛媛新聞の社説に、非常に良い意見が述べられていました。以下は転載です。







【電力料金値上げ 脱原発へ続く痛みでなければ】
愛媛新聞 2012年11月29日

関西、九州の両電力が、東京電力に続いて家庭向け電気料金の来春の値上げを国に申請した。四国電力もきょう、表明する予定。北海道や東北電力も続く見通しで、値上げの連鎖が全国で始まった。しかし、政局が混乱し、景気も後退局面のさなか、国民生活に多大な影響を及ぼす値上げ申請を、唯々諾々と容認することはできない。

認可するかどうかは今後、政府が審査、判断する。審査にあたっては、値上げの根拠たる原価を徹底的に検証し、値上げ自体の是非や時期の妥当性も問い直した上で、可能な限り値上げ幅の圧縮に努めてもらいたい。

電気料金は、燃料費や広告宣伝費などを原価に算入し、一定の利潤を上乗せする「総括原価方式」で決まる。いわば、かかった分だけ転嫁できる仕組みで、結果的に一般企業並みのコスト意識が浸透せず、効率化が遅れた面は否めない。人件費や調達費が高止まりしている要因でもある。

他方、一般の消費者は電気を買う相手を選べない。身を切るコスト削減の努力なくして、利用者に安易に「つけ回し」することは許されない。政府はこうした電力システムの改革をうたいながらいまだ進んでいないが、一刻も早く原価の適正性のみならず、料金体系そのものの抜本見直しにも切り込むべきだろう。

しかし何より問題なのは、この負担増という「痛み」が将来の原発ゼロ社会につながるのかどうか、その道筋すら見えない点にある。

電力各社が値上げに踏み切る理由はひとえに、東京電力福島第1原発事故後の原発停止の影響で、火力発電に使う燃料費が増加し、経営を圧迫しているため。しかし「事故後」の今も、旧態依然の原発頼みの経営構造を変えようとしないのであれば、今後もその場しのぎの値上げを繰り返すほかはない。一斉値上げは「原発を早く動かすための圧力」にすぎないのではないかとの疑念も拭えない。

事故後、節電は国民生活に定着し、原発を動かさずとも夏は乗り切れた。安全な再生可能エネルギーの導入拡大によっても電気代は上昇しているが、値上げが「原発を動かさないための過渡的な痛み」なら受忍できるとの意識も高まってきている。

にもかかわらず、事故後2年近くたとうとしている今も国の針路は定まらない。

エネルギー政策で原発ゼロを目指すのか、一定維持するのか。選挙を目前に控えてもなお、与野党の主張は曖昧。まずは政府が確固たる目標を定め、政治の意思を見せなければ、電力会社が本気で取り組むはずもない。目の前の暮らしと未来を見据え、脱原発を求める世論に耳を傾け、一歩を踏み出してもらいたい。

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脱原発派が総選挙前に結集-滋賀知事、「日本未来の党」結成

どうしても気になるこの動き。何度も取り上げますが…滋賀県の嘉田由紀子知事が立ち上げた「日本未来の党」には本当に頑張っていただきたいものです。以下はTHE WALL STREET JOURNALより転載です。







【脱原発派が総選挙前に結集-滋賀知事、「日本未来の党」結成】
THE WALL STREET JOURNAL 2012年 11月 28日

12月16日の衆院選を控えて、脱原発を選挙の争点にしようとする原発反対派が有名な滋賀県知事の下に結集しようとしている。2011年3月の福島第1原発事故以来、初めての政治的な動きだ。滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は原子力産業に厳しいことで知られる。同知事は27日、新党「日本未来の党」の結成を表明した。同党は、原発に反対する小政党を包括する組織になると予想されている。 

福島第1原発事故が日本史上最悪で世界でも1986年のチェルノブイリ原発事故に次ぐ深刻な危機になって以降、日本では反原発運動が活発化した。政府や独立調査機関は、原発を運営している東京電力が事故を防ぐための数多くの基本的な注意を怠り、事故発生後も対応を誤ったと結論づけている。 

朝日新聞が26日発表した世論調査によると、原発に反対する人々は全体の50%で、賛成の34%を大きく上回っている。だが今回の選挙の争点としては日本経済の抱える諸問題に関心が集まり原発問題はおおむね見過ごされてきた。 

嘉田氏は新党結成の記者会見で、「経済だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、倫理上も許されない」と述べた。同氏によれば、脱原発(同氏の言葉では「卒原発」)は新党の6つの政策目標の1つ。ほかには、中央政府の官僚制への依存軽減、増税検討前の無駄な政府支出削減などを掲げている。今年成立した法律では、消費税は2015年までに2倍の10%になる見通しだ。 

「日本未来の党」は、衆院選に向けて民主党や自民党など主要政党がいずれも脱原発を強く支持していない現状で、原発に反対する有権者に選択肢を与えるのが狙いだ。 

世論調査で最大の支持率を得ている自民党は原発をおおむね支持することを表明、すべての原発について再稼働できるか検証すべきだと述べている。日本の原子炉50基のうち再稼働しているのはわずか2基にすぎない。27日発表された与党・民主党のマニフェスト(政権公約)では、原発ゼロを目指すが、それは2040年になると述べている。 

もう1つの政治勢力である橋下徹大阪市長率いる「日本維新の会」は、原発ゼロとしていた公約を最近撤回した。このことは、既存の小政党が共通の反原発公約に向けて結束するきっかけの1つとなった。 

政治アナリストの森田実氏は民主党も自民党もエネルギー問題を政治的な争点にするのを回避しようとしてきたと指摘する一方、原発に反対の人々も共産党など既存の小政党を支持する気にはなれないと、この新党結成の背景を分析した。 

反原発連合の支持者たちは、東京で毎週行われている反原発集会など草の根運動のうねりを日本未来の党が政治の舞台に吸い上げるよう期待している。反原発を唱える青山学院大学の小島敏郎教授(政治学)は抗議するだけでは十分ではない、反原発候補者を選挙で選ぶ必要があると述べた。 

未来の党は結成表明後、直ちに小沢一郎氏率いる「国民の生活が第一」から支持を得た。小沢氏はキングメーカーとして知られる政治家で、同氏を中心に民主党を離脱した49人の国会議員が結成した。小沢氏は、二大政党に代わる活力ある政党を結成するため「オリーブの木」構想(複数の政党が統一の首相候補を掲げて選挙を戦う構想)を模索していた。ある同党関係者は、同党と未来の党が完全な合流を目指すと述べた。嘉田氏に連携しようとするその他の小政党には「緑の風」、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」があり、解散前の衆院の保有議席数は合計11議席となっている。 

今年初め、嘉田氏は関西地域の政治指導者の先頭に立って、滋賀県の近くに立地している原発2基の再稼働阻止を企てたが、失敗した。 

原発2基を運営している関西電力の広報担当者は、新党結成の報に直ちにコメントすることはないと述べた。同電力の八木誠社長はこれまで、関西電力は原発を活用し続けると述べている。 

日本の経済界は脱原発に強い反対姿勢を貫いている。例えば日本最大の経済団体、経団連の環境本部の長谷川雅巳主幹は、日本のように資源に乏しい国は、エネルギー安全保障のためにエネルギー源を多様化しなければならないと経団連の立場を説明した。

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嘉田新党の「びわこ宣言」の賛同者に京セラ名誉会長の稲盛和夫氏ら5人

菅原文太滋賀県の嘉田由紀子知事が中心となって立ち上げた「日本未来の党」がだんだんと盛り上がってきました。代表代行に飯田哲也氏、さらには京セラ名誉会長の稲盛和夫氏や俳優の菅原文太氏などが賛同者として名を連ねていることが明らかになり、これは大いに期待ができそうですね。
以下は産経ニュースより転載です。


【嘉田新党の「びわこ宣言」の賛同者に京セラ名誉会長の稲盛和夫氏ら5人】
産経ニュース 2012年11月27日

衆院選に向け、脱原発を旗印にした新党「日本(にっぽん)未来の党」を結成すると発表した滋賀県の嘉田由紀子知事は27日、党の理念を「びわこ宣言」として掲げることを明らかにし、「経済性だけで原子力政策を推進することは国家としての品格を失い、地球倫理上も許されない」と語った。

■菅原文太、茂木健一郎、鳥越俊太郎…「この指止まれ」

代表代行には脱原発を訴える大阪府市特別顧問で環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也氏が就任することも発表。びわこ宣言の賛同者としては、京セラ名誉会長の稲盛和夫氏、音楽家の坂本龍一氏、俳優の菅原文太氏、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、脳科学者の茂木健一郎氏の5人が名前を連ねた。

嘉田氏は会見で「『いまのままでは選ぶ政党がない』との国民の声に応えるためにつくる。原発から卒業できる道を示さないといけない」と決意。生活や脱原発などとの連携については「賛同してもらえればありうる」とし、「手を上げていただく方と協議する『この指止まれ方式』」として自身の新党を軸にしたい考えを示した。

ただ立候補者擁立には「どこの選挙区にたてるかなど具体的には考えていない。立ちたいという人がいれば、何日かの間に手をあげていただく」と話した。

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We are the world

本気で原発を無くしたいと思うのならば、個人や政党間のメンツなどにこだわっていたら、到底あの巨大な利権に太刀打ちなどできるはずがありません。みなが手と手を取り合いお互いに協力しあっていくことが大切でしょう。
そんな意味をこめて…脱原発を望む方々に、あらためてこの曲をお送りしたいと思います。

※これ、脱原発のテーマソングにならないかな?
…というのは、このレコーディングの際には…当初若いアーティスト同士お互いどちらが目立つかということで一触即発、険悪なムードになっていたそうだが、最後はチャリティーということでみながまとまって、このような素晴らしい歴史的なセッションが実現したのだ!こういう感覚は、これから「脱原発」に向かって闘っていく上でも非常に大切だと思う。
次の選挙で脱原発を主張する候補は、選挙カーで「We are the world」のサビの部分を流すようにしたらどうだろうか?





We are the world

there comes a time when we heed a certain call
私たちに今、正しい行いをする時がやってきた。

when the world must come together as one
世界が1つになって協力をする時が

there are people dying
亡くなっていく人々たち

and it's time to lend a hand to life
今、与えられている時間は私たちが手と手を取り合う時のためにやってきたんだ

the greatest gift of all
これほどの私たちへの最高のプレゼントは他にはないだろう

we can't go on pretending day by day
私たちはこれ以上自分に嘘をついて、自分を偽るのはもうやめよう


that someone, somewhere will soon make a change
誰かが、いつかきっと遅くても変化を起こさなきゃいけない事に気付くはずさ


we are all a part of god's great big family
私達は偉大な神の意志を継いだ兄弟であるんだ

and the truth, you know,love is all we need
真実とは、愛が全ての事において必要である事を「君」が知る事なんだ

※CHORUS:
we are the world, we are the children
私たち自身が地球なんだ。私たちはみな地球の子供なんだ


we are the ones who make a brighter day so let's start giving
そしてこの地球をまた輝かせるのは私たち自身なんだ。だから与える事からはじめよう


there's a choice we're making we're saving our own lives
私たちにはいくつもの選択肢があったのに、それなのに自分の事ばかり考えていた


it's true we'll make a better day just you and me
私たちはもっと輝ける日々を作れるんだ、本当さ、あなたと私たちで


send them your heart so they'll know that someone cares
自分自身の心の声に耳を傾けてごらん、みなが一人一人の行動の重要さに気付く

and their lives will be stronger and free
そして君の人生は変わり今よりも強く、自由になれるんだ

as god has shown us by turning stones bread
神が石をパンに変えたように

so we all must lend a helping hand
だからこそ、今私たちは「助け」の手を差し伸べていこう

※REPEAT CHORUS:

when you're down and out, there seems no hope at all
どん底にいて蚊帳の外にいると、そこには1つの希望もないように思えてしまう

but if you just believe there's no way we can fall
でもそんなどん底に落ちないと信じていれば、どん底になんて絶対に落ちない

well let us realize that a change can only come
私たちが気付く事が大事なんだ、変化が必ず訪れると


when we stand together as one
私たちが他の人と力を合わせ、1つにさえなれば


※REPEAT CHORUS

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脱原発 結集加速 滋賀知事新党構想

またまた面白い動きが出てきました。滋賀県知事の嘉田由紀子氏が中心となって、新しい「脱原発政党」ができる見通しのようです。これは頑張ってほしいところです。私もぜひ応援をさせていただきたいと思います。
以下は東京新聞より転載です。







【脱原発 結集加速 滋賀知事新党構想】
東京新聞 2012年11月27日

滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事(62)は二十六日、脱原発を旗印にした「新党」を検討していると明らかにした。まず自身が中心となり文化人らで脱原発を訴える組織を立ち上げ、そこに国民の生活が第一と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(「脱原発」)が合流を検討。みどりの風も連携する方向で調整している。合流できない場合は、それぞれの党を残しながら、比例代表で統一名簿をつくる案も浮上している。乱立する脱原発勢力が環境派知事の嘉田氏を軸にまとまれば衆院選でも一大勢力となる。

嘉田氏は二十六日夕、県庁で記者団に対し「新党」について「皆さんと意見交換しているところだ」と前向きに考えていることを認めた。二十七日午後にも正式発表する。知事は辞職しない考え。文化人らでつくる組織には音楽家の坂本龍一氏、歌手の加藤登紀子氏らにも協力を要請している。

嘉田氏は「国政で原子力政策を議論してほしいが(各党が)一本にまとまらない」と表明。脱原発勢力が四分五裂している現状に不満をにじませた。

衆院選に向けては、自民党が原発を容認する立場。民主党は「三〇年代ゼロ」を訴えながら軸足が定まらない。日本維新の会は太陽の党と合流する際、従来訴えてきた脱原発を事実上取り下げた。中小の勢力が乱立していては、脱原発の声が多数を形成できないとの危機感が、嘉田氏の行動を後押しした。

脱原発を訴える各党の間でも共倒れ回避のための連携の必要性は以前から語られてきたが、なかなか進まなかった。最大の理由は脱原発の象徴となる「顔」がいなかったことだ。嘉田氏は琵琶湖周辺の生活環境を長年研究してきた環境社会学者。関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働問題では反対を訴えてきており「顔」になり得る存在だ。

大飯再稼働問題では維新代表代行の橋下徹大阪市長とも歩調を合わせてきたが、脱原発を取り下げたのを受け嘉田氏は「仲間を失った」と“決別宣言”。「新党」ができても維新を脱原発勢力とはみなさず距離を置く見通しだ。

嘉田氏自身は周辺に対し、正式に国政政党化した際は、他の政党幹部にトップを譲り、自身は応援団的存在になる意向を漏らしているという。だが脱原発政党は、嘉田氏が党首を務めることを念頭に熱視線を送る。

社民党に離党届を提出した阿部知子前衆院議員は二十六日、新党に参加する意向を早速表明。「脱原発」の小泉俊明幹事長代理は二十六日の民放番組で「生活、みどりの風と新党になる方向で頑張る」と語った。みどりの風の谷岡郁子共同代表も同番組で「嘉田氏がヘッド(党首)を引き受ける方向と聞いている」とも述べた。生活の小沢一郎代表は同日の記者会見で「呼び掛けがあれば政策、主張を検討して対応を決める」と述べた。

■統一名簿死票少なく

「生活」「脱原発」「みどりの風」の各党は嘉田氏を中心に立ち上げを目指す「新党」を正式な政党とはせず、比例代表選で統一名簿をつくるための政治団体とすることも検討している。

仮に「生活」「脱原発」「みどりの風」が合併せずに統一名簿を作れば、小選挙区では所属する政党名でそれぞれ戦い、比例代表では三党が統一してつくった政治団体名で戦うことが可能になる。

名簿を統一した方が死票が少なくなり、比例代表の単独候補は当選しやすくなるメリットがある。ただし重複立候補しようとする候補は、小選挙区と比例代表を同一政党、政治団体にしなければならず、小選挙区では元の所属政党を名乗ることはできない。

過去には、一九八三年の参院選で当時の新自由クラブと社会民主連合が統一名簿を作成して議席を獲得した例がある。

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官僚に操られる原子力規制委。

お役所の手口を知り尽くしている元官僚の古賀氏の言葉です。






【官僚に操られる原子力規制委。】
週刊現代 古賀茂明のコラムより

関西電力大飯原子力発電所3、4号機の活断層問題。専門家会合で結論が出ず、最終判断の時期も示されなかった。大飯原発は動き続ける。

今、原子力規制委員会は官僚によって仕切られる組織になりつつある。その兆候は、この夏、委員長候補だった田中俊一氏が国会で所信表明する場面に現れていた。大飯原発再稼働について、田中氏は、「活断層があれば止める」という趣旨の発言をした。一見前向きに見えるが、この言い方では、活断層の存在が証明されなければ動かしてよいということになる。私は、最初から官僚にうまくはめられたな、と思った。

本来は、「活断層がないことがはっきりわからない限り止める」というべきだった。安全のためには「クロ」の場合はもちろん「グレー」の場合も止めるべきだからだ。おそらく、官僚は、「止める」という言葉を入れることによって、田中氏をうまく誘導して上記の発言をさせたのではないか。こうして一度間違った方針を設定してしまったので、これを撤回することは難しくなった。

また、霞が関には、「スケジュールを制するものが勝者」という鉄則がある。今回の調査にもそれが当てはまる。

調査の段取りは事務方の原子力規制庁が仕切る。調査を日帰りとすることで、東京から遠い大飯原発では十分時間がなく、関西電力が掘った溝を1~2時間でざっと見るということにしてしまった。

さらにこの鉄則は、安全基準の抜本見直しについても当てはまる。委員会は、来年3月までに骨格を示し、夏までには最終案をまとめると言わされてしまった。日本の安全基準は世界標準から程遠く、何十年も遅れている。これを新たに作るとなると、大変な作業となるが、放射性物質拡散予測の度重なるミスでもわかる通り、今の事務方には能力がない。7月までの短期間では、彼らは電力会社に教えてもらって作るしかない。結局、委員は自ら対外的にコミットしたスケジュールに縛られ、事務方から「時間がありません」と脅されて、現行安全基準の微修正程度のもので了解するしかなくなる。

他にも問題がある。安全基準が厳しくなった時にそれを既存の原発に適用するバックフィットと呼ばれる規制について、多くの国では猶予期間を設けている。しかし、日本の場合、重要な対策がなされていない原発ばかりだ。そんなものに猶予期間を設けるということはあってはならない。しかし、ある委員は、猶予期間を設けるという話をさせられてしまっている。

これらは全て夏から仕組まれていた事務方のシナリオ通りで、その裏には電力会社や電力族議員がいる。これまでの構造と何ひとつ変わっていない。

では、どうしたらいいのか。まず、委員の人選をやり直す。10名以上の候補を第三者委員会で選び、国会で十分議論をしたうえで5人の委員を決定する手続きにすべきだ。新任委員は今までの委員会の決定には縛られず、真に独立した活動を始めればいい。また、委員が外国人も含めた自前のスタッフを持てるようにする。

さらに、規制庁の人事権を実質的に完全に委員会が持つことにすればよい。併せて、規制庁の職員のノーリターンルールに例外を認めないこととして、今いる職員が経産省などの親元に戻れないことにすべきだ。それで初めて、規制庁の職員は委員会の方を向いて仕事をすることになる。

しかし、その前に、原発推進の自民党が政権についたら…。そう思うと、八方ふさがり。暗鬱たる気分になってくるのである。

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石原(元)都知事定例会見 反原発は猿?

いちおう総理大臣候補ということになっている石原慎太郎氏が、都知事だった時代の定例会見の動画です。
「反原発はサルに戻ること」などと言っていますが、私には…あれだけの悲惨な事故を見ても何も学ばないこの老人の方がずっとサルに見えて仕方ないのです(笑)





Q、原発の是非を問う住民投票について、必要な数を上回る署名が集まりましたが、これについて都知事はどのような?

手続き出したらいいじゃないですか。そんなもの条例作れるわけないし、作るつもりもないよね。

私、この前自分のコラムに書きましたがね、やっぱり人間に一番やっかいなのはセンチメントなんだね。センチメントっていうのは恋愛と同じでね、「あんな女に引っかかるぞ」とか「あの男と一緒になったらひどい事になるぞ」って言っても、惚れちゃったらどうしても一緒になって、人生メチャクチャにならなきゃわからない。

センチメントっていうのは、犯罪の捜査でもそうですよ。私も例に引いたんだけど、福岡であった事件でも、ストーカーを何とかしてくれって言ったって、警察はめんどくさいからそんなもの…傷害事件が起こったわけではないから、でもあんまりうるさく言ってくるから刑事課にまかせたら、刑事にしてみればだね…もっと大事な犯罪はたくさんあるし、こんな恋愛沙汰にかまってられますか。で棚上げにされちゃって結局当人でなしにおじいちゃんとおばあちゃんとお母さんが殺されたんでしょ?あれで警察は非難されてるけど、私は違うと思いますね。恋愛沙汰にまで警察が突っ込んでいくなんて、事件も起こらないのにとてもじゃないけどその気になりませんよ。

原発もそうなの。もう原爆のトラウマがあるからね、なんかみんな一種のセンチメントで恐怖感で言うけど、吉本隆明も「原発反対するのはサルと同じだ。人間は技術を開発することで進歩してきた。それが歴史の原理だ」と言ってて、原発反対って言ってる人は代案も出さずに言ってるからセンチメントの域を出ないからね、これは結局人間の進歩を認めない。まあ…人間がサルに戻ることです。私も同感ですな。

人間の進歩っていうのは、人間が自分の手で技術を開発して、挫折があったり失敗があったりして…事故もあったけど、それを体験しながら克服をすることで文明が進歩し今日まできたんですよ。ということです。

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2012衆院選 日本の針路「原発と社会」

さあ、いよいよ選挙に向けての動きが始まってきました。今回の選挙は非常に重要です。脱原発が実現できる議員を一人でも多く当選させなければなりません。
投票日は12月16日です。それまでに各党の政策もきちんと頭に入れておかなければなりませんね。
以下は毎日新聞より転載です。







【2012衆院選 日本の針路「原発と社会」】
毎日新聞 2012年11月23日

原発をゼロにするのか、維持するのかは日本の社会の未来像を左右する。原発・エネルギー政策は、今回の総選挙の大きな争点である。

東京電力福島第1原発の事故から1年8カ月を経てなお、16万人以上が避難生活を余儀なくされている。事故の現場では終わりの見えない収束作業が続く。汚染地域の除染作業は進まず、住民の低線量被ばくへの不安も収まらない。

これほど甚大な事故のリスクがあるとわかった以上、原発の新増設はもはやありえない。厳格なリスク評価を前提に、再稼働は当面認めるにしても、これまで地震活動などの危険性を過小評価してきたことを思えば、原発を減らしていく以外に選択肢はあるまい。

◇削減の工程表が必要

各党には、そうした現実を踏まえ、責任のあるエネルギー政策を示してもらいたい。

民主党は、マニフェストに「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指す方針を盛り込むという。しかし、その道筋が一向に示されないため、説得力に欠ける。野田内閣が、同様の方針を閣議決定しなかった経緯から「本気度」を疑う声もある。

私たちは、各原発のリスクを横並びで評価し、優先順位をつけて廃炉にしていくことを提案してきた。そうした手法も含め、脱原発の工程表を示してもらいたい。これは、公明党など脱原発を掲げる他の政党にとっても共通の課題といえる。

一方、自民党の公約は「10年以内に電源構成のベストミックスを確立する」というものだ。これでは、問題の先送りであり、脱原発を目指すのか、従来路線を踏襲するのかも定かでない。

事故を招いた遠因は、甘い安全規制や原子力ムラのなれ合いにあり、それを放置してきた自民党にも責任はある。それも踏まえた上で、明確な方針を示すべきだろう。

日本維新の会は、原発ゼロ政策の旗を降ろし「安全基準などのルールを作る」というにとどまる。原発推進派の石原慎太郎前都知事と手を組むために、原発政策をないがしろにしたと見られても仕方あるまい。これでは国民は選択しようもない。

原発をやめるにしろ、維持するにしろ、必ず取り組まなくてはならない現実的課題は山積している。

その一つが使用済み核燃料の問題だ。民主党は原発ゼロをめざしつつ、核燃料を再生産するための再処理を続けるという矛盾した方針を示してきた。立地自治体や、安全保障も絡む米国との関係などに配慮したためだとされる。マニフェストに核燃料サイクル事業の見直しをどう盛り込むか、まだはっきりしないが、ここでもやめるのか、維持するのかの「方向感」を示すべきだろう。

これまでの先送り政策を見直すため、自民党など他の政党にも具体的な方針を示すよう望みたい。

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“脱原発”連携 衆院選で過半数目指す

面白い動きが出てきました。国民の生活が第一や社民党などが「脱原発」で連携するというニュースです。
私は、このような流れは良いことだと思います。今のところ共産党の名前がないのが気になるところですが、ぜひ合流して一緒に闘ってほしいものですね。
以下はNHK NEWS webより転載です。







【“脱原発”連携 衆院選で過半数目指す】
NHK NEWS web 11月21日

国民の生活が第一や社民党など“脱原発”を目指す超党派の議員と市民グループの関係者らが国会内で集会を開き、来月の衆議院選挙で脱原発の実現を目指す勢力で過半数を獲得することを目指し、連携して活動していくことで一致しました。

集会には、“脱原発”を目指す国民の生活が第一、社民党、減税日本、民主党の有志の国会議員およそ20人と市民グループの関係者ら、およそ80人が出席しました。

この中で、国民の生活が第一の山岡代表代行は、「国民の7割が原発に反対しているにもかかわらず、国民の声を代弁する国会議員は、国民の意に反して7割が原発を推進しており、国民の意思と政治家のやっていることが全く違う」と指摘しました。

そのうえで、山岡氏は、「来月の衆議院選挙では、脱原発を推進しようという人を選んでほしい。そういう人が過半数になれば、脱原発チームによる政権を作ることも考えられる」と述べました。

また、社民党の福島党首は、「原発を止めるだけでは、いつでも再稼働する可能性があるので、法案で脱原発を揺るぎない形にしなければならない。原発をゼロにすることを定める『脱原発基本法案』を成立させたい」と述べました。

そして、会合では、来月行われる衆議院選挙で、脱原発の実現を目指す勢力で過半数を獲得することを目指し、連携して活動していくことで一致しました。

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「原発廃炉 経済的にも正しい」 城南信金がシンクタンク

城南信用金庫という銀行は、本当によくやってくれています。関東にお住まいの方はぜひ預金をしてあげて、この銀行の応援をしてあげてほしいと思います。
以下は東京新聞より転載です。







【「原発廃炉 経済的にも正しい」 城南信金がシンクタンク】
東京新聞 2012年11月9日

城南信用金庫(本店・東京都品川区)は八日、シンクタンク「城南総合研究所」を九日付で本店企画部内に設立すると発表した。「原発に頼らない安心できる社会」を目指し、大学教授ら専門家の研究成果を踏まえ、原発がなくても電力不足にならないことなどを情報発信していくのが狙い。 

名誉所長には「原発の即時廃止」を訴える加藤寛・慶応義塾大学名誉教授が就く。研究所には専任のスタッフは置かず、同信金の職員約十人が兼務で活動する。

脱原発のほか、地域経済や中小企業の研究も手掛ける。

活動の第一弾として「原発を廃炉にすることが経済的にも正しい」とするリポートを発表した。経済産業省によると、一キロワット時当たりの発電コストは原発が五~六円で、火力の七~八円より安い。だが、これは原発が立地する地域に対して国が支払う交付金などが含まれていないと指摘。

立命館大学の大島堅一教授の試算によると、原発のコストは一〇・二円で、火力の九・九円より割高になっている。加えて、使用済み核燃料の処理や保管に掛かる費用も含めて考えると、「原発のコストは恐ろしく高価。将来、大幅な電気料金の値上げにつながる発電方法」と位置付け、コスト面からも原発に頼る危うさに警鐘を鳴らす。

<城南信用金庫> 本店は東京都品川区。創立は1945年。預金量は3兆4252億円で、全国の信用金庫で2番目の規模を誇る。東京都と神奈川県に85店舗があり、従業員は2117人。

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海空居士

Author:海空居士
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心ある人達の連携で、なんとか危険な原発を止めましょう。どうぞよろしくお願いします。

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