原発のない社会をめざして 2013年01月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

電力制度改革 後戻りは許されない

今回は、毎日新聞の社説をご紹介いたします。以下は転載です。







【電力制度改革 後戻りは許されない】
毎日新聞 2013年01月28日

電力システム改革の雲行きが怪しくなってきた。

政府は、通常国会に提出する電気事業法改正案をまとめるための議論を再開した。

しかし、大手電力会社の発電部門と送配電部門を切り分ける「発送電分離」、家庭向けを含めた電力販売全面自由化という肝心なテーマは、法案に盛られない見通しだという。これでは、安倍晋三政権の改革への意欲が疑われる。

電力システム改革を議論する経済産業省の有識者会議は、民主党政権時代に、家庭向けを含めた電力販売の全面自由化と発送電分離を進める方針を決めていた。

家庭向け電気料金は、政府の認可が必要な「規制料金」だが、発電コストに利益を上乗せする総括原価方式によって、ほぼ電力会社の「言い値」がまかり通ってきた。自由化によって大手の独占に風穴を開け、競争を起こすことで料金抑制を図る必要があるはずだ。

もっとも、送配電施設を大手と同じ条件で使えなければ、新規参入しても大手に太刀打ちできない。競争を起こすには送電部門の独立性を高め、どの事業者も公平な条件で利用できるインフラにすることが前提になる。発送電分離はその手段として欠かせない。

送電網を広域運用し、太陽光発電など不安定な再生可能エネルギーの受け入れ余地を広げるためにも発送電分離は必要だ。

新政権の下で再開した有識者会議は、大手電力内で送配電部門を分社化する「法的分離」を進めることで大筋一致した。しかし、法案化に向けた大手電力側の抵抗は根強く、自民党の反発も予想される。

確かに、販売の完全自由化を実現するには、過疎地や離島などへの供給確保や料金高騰の抑止策など解決すべき課題は少なくない。「法的分離」方式による発送電分離にも、運用の独立性や電力の安定供給をどう確保するかといった問題が残る。

しかし、それらを「できない理由」にして既得権を守っている限り、電力業界の体質は改まらない。福島第1原発の事故以降、電力をめぐる国内事情は一変し、大手による地域独占の弊害が表面化した。「脱原発依存」に向けた制度の見直しは、急がなければならない。

政府は残された課題を克服し、公正な競争を実現するために知恵を絞るべきだ。電気事業法改正案に、どこまでその道筋を盛り込めるかが、改革に対する政府・与党の「本気度」を測る試金石になるだろう。

政府は、第1次安倍政権時代に電力業界や自民党の反対で、販売の全面自由化を見送った経緯がある。同じ轍(てつ)を踏んではなるまい。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑
スポンサーサイト

人工光合成の研究加速 実用化へ日本が先陣 資源・温暖化で脚光

いつもコメント欄から、代替エネルギーの有益な情報を提供してくださるウッドスタインさんという方が、今回も「人工光合成」という新しい技術を教えてくださいました。無限にある太陽光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素からアルコールなどを作り出す技術で、これが完成すれば素晴らしいことになりますね。
実現の可能性の低い「もんじゅ」などに無駄なお金をかけないで、そういうお金はこういう新技術の推進のためにこそ使うべきでしょう。
以下は産経ニュースより転載です。








【人工光合成の研究加速 実用化へ日本が先陣 資源・温暖化で脚光】
産経ニュース 2013年1月21日

植物の光合成のように、太陽光のエネルギーを使って水と二酸化炭素からアルコールなどの有機物を工業的に製造する「人工光合成」の研究が日本で急展開している。鍵となる物質の構造解明や実証実験の成功など世界初の成果が相次ぎ、エネルギー問題や地球温暖化を解決する夢の技術が実現に近づきつつある。

■原料は無尽蔵

植物は太陽光のエネルギーを利用して光合成を行い、水と二酸化炭素から、でんぷんやブドウ糖を作り出す。これと同じ原理でエネルギー源や化学原料となる有機物を作るのが人工光合成だ。

地球温暖化は、温室効果をもたらす二酸化炭素が大気中に増えることが原因とされる。二酸化炭素を消費して資源価値のある物質を作れば、温暖化対策への貢献と同時に、枯渇が懸念される化石燃料の代替も可能になる。

太陽光は地球に降り注ぐ1時間分だけで、人類が必要とする1年分に相当するエネルギー量がある。二酸化炭素や水も地球に無尽蔵にある。人工光合成は原料コストがほぼゼロで、地球規模の問題を一挙に解決できる革新技術として注目されているのだ。

■ノーベル賞が機運

研究の機運を高めたのは2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大特別教授だ。受賞直後、「温暖化やエネルギー問題の解決に大きな可能性を秘めた分野だ」と文部科学省に研究支援を要請。受賞理由の金属触媒を使って実現を目指し、プロジェクトを立ち上げた。

11年4月、大きな成果を挙げたのが大阪市立大の神谷信夫教授のチームだった。

植物の光合成は(1)太陽光で水を酸素、電子、水素イオンに分解する「明反応」(2)得られた電子、水素イオンに由来するエネルギーで二酸化炭素からでんぷんなどを作る「暗反応」-の2段階で行われる。

明反応の水分解は、マンガンクラスターという物質が触媒の役割を果たしていることが分かっていた。だがごく微細なため、その構造は長く不明だった。

そこで神谷教授は大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県)でX線を照射し、原子間の距離が分かるオングストローム(1億分の1センチ)単位の高精度で解析。マンガン4個、カルシウム1個、酸素9個の原子から成る立体構造を世界で初めて突き止めた。

この成果は、米科学誌サイエンスが同年の10大ニュースに選ぶ画期的な業績となった。マンガンクラスターは人工的に合成できていないが、「似た構造の物質を作れば人工光合成の触媒になり得る」(神谷教授)からだ。世界で開発競争が始まった。

■「植物に勝つ」

同年9月、トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県)が世界で初めて太陽光と二酸化炭素、水を使った人工光合成の実証実験に成功し、比較的単純な有機化合物のギ酸を作り出した。

触媒となる酸化チタンの電極で水を分解し、金属錯体と呼ばれる特殊な化合物の電極で有機合成を行うことで実現した。ただ、太陽光エネルギーの変換効率は0・04%で、植物の光合成(0・2%)のわずか5分の1だった。

だが昨年7月、電機大手のパナソニックが早くも植物と同じ変換効率を達成した。青色LED(発光ダイオード)などに使われる窒化ガリウムの電極と、インジウム系金属の電極の組み合わせでギ酸の高効率生成に成功。四橋聡史・先端技術研究所主幹研究員は「今後は植物に勝ちたい」と話す。

研究が急ピッチで進展していることを受け、経済産業省も昨年11月、10年間で約150億円を投じるプロジェクトを立ち上げた。16年度末に3%、21年度末に10%の変換効率を目標に掲げている。

しかし、課題は効率向上だけではない。実用化には燃料電池のエネルギー源となるアルコールや水素、化学原料となるエチレンやオレフィンなど、需要が大きい物質を自在に作る技術が必要だ。

資源が少ない日本にとって実現すれば意義は大きい。触媒は日本が得意とする分野でもある。四橋氏は「研究はものすごいスピードで進展している。それぞれの物質に最適な触媒を急いで探したい」と意欲を燃やしている。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

熱もお金も逃さない「優れものガラス」登場

窓ガラスを代えるだけで、冬は暖かく夏は涼しくなる!初期投資の費用はいくぶんかかりますが、光熱費が安くなることですぐに元はとれます。「脱原発」に伴う節電のためにも、こういう新しい技術を導入してみるのはいかがでしょうか?以下は産経ニュースより転載です。







【熱もお金も逃さない「優れものガラス」登場】
産経ニュース 2013年1月26日

朝晩の冷え込みが厳しい季節。窓際に近づくと、外の冷気が部屋に染みこんでくる。朝には窓ガラスに結露がびっしり。毎朝の窓ふきも一苦労だ。窓は住宅のなかで熱の出入りが最も大きく、冷暖房の熱を逃してしまう。そんな問題を解決するのが高い断熱性能を持つ「真空ガラス」。関西電力が4月からの電気料金値上げを申請するなか、新製品も投入され、注目が集まっている。

2枚のガラスの間にわずかな真空の層を設ける断熱ガラス。その構想は20世紀初頭からあった。真空状態は熱がほとんど伝わらないため、魔法瓶と同じ原理で高い断熱効果が得られる。 大正7年に大阪市で設立されたガラス製造大手、日本板硝子は、基本構造を確立したシドニー大学のリチャード・コリンズ教授と平成6年にライセンス契約を結んだ。しかし、量産化は難航。「間を真空にすると2枚のガラスがくっついてしまう。これを防ぐために0・2ミリのマイクロスペーサーを柱のように挟んでいます。この小さい柱をどう等間隔に配置するかが量産化の最も高いハードルでした」と同社営業部営業企画グループの朝香寛さん(32)は話す。

開発は3年におよび、平成9年に「スペーシア」の名前で初めて商品化。真空層に加え、ガラスの内側を特殊な金属膜(Low-E)でコーティングすることで、断熱効果は通常の一枚ガラスの4倍。冬に結露を防ぐ効果も高く、一定の条件下で、一枚ガラスで外気温が8度で起きた結露が、マイナス20度以下まで起きないという。

当初は、冬に太陽の光を室内に取り入れつつ、室内の暖気を外に逃さない製品が求められた。しかし、東日本大震災と原子力発電所の運転停止による電力不足で、夏場に日光を遮り、冷房の効きをよくするガラスを求める需要が急速に高まった。

そこで昨年6月、日射遮蔽型のLow-Eガラスを使い、太陽光を遮りながら室内の冷気や暖気を逃さないよう改良した新製品「スペーシア クール」が投入された。

一般的なモデル住宅で同社が比較したところによると、大阪では一枚ガラスで年間約6万5千円、複層ガラスで約5万2千円の冷暖房費が、真空ガラスに換えると、約4万2千円に下がるという。

最近では住宅だけでなく、ガラス面積が広い高層ビルなどに活用されるほか、ガラス張りの店舗を展開する大手飲食店チェーンにも採用された。

気になる値段は、参考設計価格で1平方メートルで3万6750円(スペーシア 透明6・2ミリ)と、通常の複層ガラスに比べて5千円ほど高い。しかし、省エネや耐久性を考えると、その差は縮まってくる。ガラスの厚さが従来品と大きく変わらないため、いまのサッシが使えるのも利点という。

「リフォームする際、すべての窓を換えるのではなく、まず居間を換える方もいます。そうして効果を実感されて他の部屋にも入れられる方も多いです」(朝香さん)

電力不足が今後も続くとみられるなか、価格とならんで普及の課題となっているのは、効果をどうアピールするかだ。

「いまはまだ“窓を換えると暖かくなる”ということがあまり認知されていません。窓ガラスの省エネ効果を、ガラス業界全体でアピールしていきたい」と朝香さんは話している。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

川内原発死傷事故:遺族が九電側を告訴 殺人容疑で

原発の定期検査中におきた死亡事故をめぐって、九州電力が告訴されたというニュースです。
以下は、毎日新聞より転載です。






【川内原発死傷事故:遺族が九電側を告訴 殺人容疑で】
毎日新聞 2013年01月27日

鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発で10年に起きた7人死傷事故で、死亡した男性の遺族が九電側を殺人容疑で鹿児島地検に告訴したことが分かった。事故では男性も含め九電の課長ら8人が業務上過失致死傷容疑などで書類送検されている。だが男性の父親らは、なぜ息子が危険な作業をさせられたのか九電から説明がないとして、やりきれない思いを抱えてきた。事故から29日で3年。悩んだ末、九電の責任を明確にしようと告訴に踏み切った。

事故は10年1月29日、定期検査中の1号機タービン建屋で起きた。放電用のアース線を端子に取り付ける際、440ボルトの高圧電流が流れる別の端子にアース線が触れて高温ガスが噴出。作業していた九電の子会社「西日本プラント工業」社員、角杉太郎さん(当時29歳)が全身やけどで死亡、6人が重軽傷を負った。

告訴状は23日付で、当時の所長や次長(現・所長)ら5人について「効率を求めるあまり作業員を死に至らしめてもやむを得ないと考えた」と未必の故意の殺人罪に当たるとしている。

太郎さんの父で電気設備業の貴通(たかみち)さん(59)=福岡県行橋市=は、なぜ高圧電流を止めて作業させなかったのかが解せなかった。二つの端子は5.3センチしか離れていなかった。弁護士も「プロペラを回しながら飛行機の点検をさせるくらい危険な作業」と指摘する。

鹿児島県警によると、高圧電流が流れたままでの作業を認める手順書を作成したのは九電だった。09年には、同原発2号機で同様の作業に当たる際、通電中は危険だとの現場判断で中止したこともあったが、手順書は改善されないままだった。

事故から1カ月後、九電の報告書には、アース線の取り付け先を間違えたのではないかなど現場のミスの可能性が盛り込まれる一方、危険な作業を認めた理由の記載はない。当時、国は根本原因などの報告を求めたが、九電は「捜査中」として今も報告していない。

遺族も危険な環境下で作業させた理由を尋ねたが、九電からは説明がなく、手順書の誤りも認めていない。社長は葬儀にも自宅にも訪れず、担当者はころころ代わった。貴通さんは「当時のことを誰に聞けばいいのかも分からない」と嘆く。

遺族の時間は3年前のあの日から止まったままだ。病院で医師に救命のしようがないと告げられ、太郎さんの姉妹が泣きじゃくりながら呼びかけると、全身を包帯で巻かれながら必死に手を上げようとした。検視後、警察官から太郎さんの最期の言葉を伝えられた。「子供と妻に会いたい。助けてください」

太郎さんが「天使が生まれた」と喜んだ息子は3歳になった。貴通さんは「九電から『間違っていた』という謝罪の言葉を聞きたかった」と無念さをにじませる。弁護士は「所長らの認識や作業手順の社内規定を捜査してほしい」と話した。

九電の金田薫司・事業法務グループ長は「(告訴は)確認が取れておらずコメントできない。原発担当の役員が葬儀に出るなど会社としては誠意を尽くしている。手順書については捜査中なので言えない」としている。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

ささやかな幸せほしい 経済ジャーナリスト萩原博子さんに聞く

今回は、東京新聞に掲載されていた経済ジャーナリストの萩原博子さんのご意見を紹介いたします。
以下は転載です。







【ささやかな幸せほしい 経済ジャーナリスト萩原博子さんに聞く】
東京新聞 2012年12月29日

今年一年の暮らしはどうだったのか。新しい年はどうなるのかー。生活者目線の評論で知られる経済ジャーナリストの萩原博子さんとコンビニジャーナリストの吉岡秀子さんに聞いた。

■震災から二年近く。人々の気持ちに変化は?

震災前は、エネルギー政策でも何でも、国が言うようにやっていれば間違いないと思っていた。被災しても国が助けてくれる、と。でも、原発事故が起き、そうではないと気付いた。国の信用が落ちた分、「自分たちがしっかりしないと」という気持ちが高まった。被災地を訪れても、「自分たちが踏ん張るしかない」という、政治をあてにしない前向きさを感じた。 

■暮らしを考える上で、原発事故は大きなきっかけでした。

私たちが本当に欲しいのは百パーセントの安全。安全といいきれない原発を動かし続ける、そんな国を信じられなくなった。電力の大切さも痛感した。福島の犠牲の上に、都会で膨大な電気を使っている。無駄に使うのはやめよう、という意識が高まり、エネルギ-政策についてもっと皆で考えないといけない、という機運が生まれた。

■来年以降、ますます家計の負担が増えそうです。
 
廃炉や賠償金の費用を考えると電気代はますます上がりそう。来年一月からは復興増税が所得税にかかり、期間も二十五年と長い。特に子育て世帯は扶養控除がなくなり、負担感が重くなる。再来年には消費税が8%に。復興増税が住民税にもかかってくる。アメリカは六十年に一度といわれる大干ばつで穀物類の値上がりは必至。食卓への影響も大きい。家計を切り詰める方向に進んで行くのは間違いない。

■家計の窮地を切り抜けるには?

お金はかけられないけれど、幸福。そんな幸せの基準が再発見されている。以前は、豊かな生活といえば、年に一度の海外旅行とか、いい車に乗るというのが指標だった。でも、震災を機に家族の絆や本当の幸せの意味を考えさせられ、気付きを得たのだと思う。 

■具体的には?

家族一緒にこたつに入るとあったかい、鍋をみんなでつっつくとおいしい-。そんなささやかだけど大切な幸せ。緑のカーテンブームも同じ。節電のためだけど、涼しい上に見栄えもよくて幸せ。電気代が高いからと、何世帯かで一つの家に集まり、一緒にごはんを食べれば節約だし、節電になる。食事のコストも下がり、なんだか幸せ。そんな考え方ができるようになってきた。それが生きる希望や元気につながると思う。

■新政権に望むことは?

二〇〇二年から約五年間、日本はいざなぎを超えるという大型の景気回復を経験した。それなのに私たちはその実感がない。それは富める者が富み、貧しい者がもっと下に落ちただけだったから。その間、給料が落ち続け、雇用も流動化した。そんな格差社会を生んだのと同じ景気回復なら、もう要らない。私たちは、基盤となるような産業を育て、雇用を増やしてくれる政治を望み、誰もが人並みの生活を送れる社会の実現を願っているのだから。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

デイヴィット・スズキ氏の相互依存宣言(1992年 リオデジャネイロ国連環境開発会議)

カナダの生物学者で、科学番組キャスター、環境問題活動家、ブリティッシュコロンビア大学名誉教授も務めるデヴィッド・スズキ氏の言葉です。愛希穂さんのブログ「きっと誰かに愛されている」で紹介されていたのを拝見して感銘を受けて、ここに転載させていただきます。








【デイヴィット・スズキ氏の相互依存宣言(1992年 リオデジャネイロ国連環境開発会議)】

私たちは知っている
私たちは植物や動物に養われる地球だ
私たちは血管の中を流れる雨や大洋だ
私たちは大地の森の呼吸であり 大海の草や木だ
私たち人類という動物は 地球最初の細胞から生まれ 生きとし生けるものすべてと結びついている
他の生き物たちと遺伝子に刻み込まれた歴史を共にする
不確実にみちみちた現在を共にする
いまだに語られない未来を共にする
私たち人類は世界をとりまく薄い生命層を 織り成している三千万種の生き物の一つにすぎない
共に生きる世界のなかで互いにつながり
生命(いのち)のもとを使い 浄化し 分かち 満たし合っている
多種多様な生命が存在するからこそ 世界が安定するのだ
私たちの家である 地球という星は 有限だ
資源と太陽エネルギーを あらゆる生命が分かち合うから 成長には限りがある
いま初めて私たちは この限界にぶつかった
空気や水や土や種々様々な生命をけがすのは 今日(きょう)の満足のために
無限の未来から奪い取ることなのだ

私たちは信じる
人は増え 道具はとても強力になった
私たちは仲間の動物たちを絶滅させた
大河にダムをつくり 深い森を裸にし 大地や雨や風に毒をまぜ 空に穴をあけた
人類の科学は喜びとともに 悲しみをもたらした
何百万の犠牲のもとに 快適な生活を手にいれた
いまやっと過去の過ちを知り 消えた仲間たちを悼(いた)んでいる
新しい希望をもたらす政策を作ろう
きれいな空気や水や土を 無くてはならないものとして 大切にしよう
多数の人々の遺産をへらし 少数の人だけを肥やす経済活動は間違いだ
環境悪化により生物資本は永遠に損なわれる
だから開発の公式には 完全な生態・社会費用を当てはめなければならない
長い時間の流れの中で 私たちはほんの一世代にすぎない
未来を消滅させる権利は 私たちにはないのだ
知識には限りがあるのだから 注意深く行動しよう
私たちの後からくる人たちのことを考えながら

私たちは決意する
いま私たちと地球との関係は 転換期を迎えている
支配者からパートナーへ 孤立から連帯へ 不安から相互依存へと 私たちは努力する
いまや大切なものを失う危険が 目の前に追っている
生きしと生けるものと もういちど手をつなごう
そのためにあらゆる努力を惜しむまい


人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

【風力発電は原発の代替エネルギーにはなれるものではないの?(後編)】

前回の続きです。



【風力発電は原発の代替エネルギーにはなれるものではないの?(後編)】

玉川 「洋上に施設を作ると、漁業ができなくなるんではないかという問題が今までいろいろとあったわけですけど、実は魚礁になるというんです。テストの小さいやつでも魚がどんどん寄ってきて、あの上で釣りをするとものすごく釣れるらしいんですよね。だから逆に言うと漁業にプラスじゃないかという話もある」

「それから、経済波及効果のポイントなんですけど、風車っていうのは何となく、見た目上簡単だから、あんまり技術とかないんじゃないかと思うと、実は部品の数がすごいんですね。1~2万点の部品を使うんです。ガソリン車は3万点、電気自動車は1万点ということで、ほぼ自動車並みの部品がある。つまり風車を作って輸出するということになれば、日本の産業にとってプラスになってくるわけですね」

「今日本では、風車の世界シェアが3%しかない。技術はものすごいあるのに…。これをどんどん作って輸出するということになれば、日本にとってプラスになりますよね」

「それから雇用の促進にもなる。「2030年に風力発電を7%」を目指すという目標があったんですが、これを実現させるためには50万人増やさなければならない。だから(風力)を増やすということを決めれば50万人の雇用につながるということで、非常に経済的な効果も大きいんです」

■しかしネックがある。送電網の問題

京都大学 宇都宮智昭準教授 「電力網ですね。これが必ずしも再生可能エネルギーの大量導入についてないという現状はあると思います」

現在の仕組みは、遠くで大量に発電して消費地に送るというもの。一方風力発電の場合は、小規模で多くの施設から発電したものを送電網にのせなければならない。そのためには送電網のリニューアルが必要だという。しかし…

富士通総研 高橋洋主任研究員 「今の枠組みのままだと、なかなか難しいのではないかと私は思っています。送電網を建設する主体は電力会社なんです。送電網を持っているのは電力会社だから。ところが、その同じ電力会社が原子力発電所も持ってらっしゃるんですね。当然彼らは原子力発電所を続けたい、運転したいと切に願っているわけですから、原子力発電所を動かさずに送電網に投資する、風力発電をどんどん作る、もらう。しかもその風力発電は他社(競合他社)が作るわけですよね。それはやはり経済合理性に反するわけです。なので企業としてですね。そういうことはしないだろう。するインセンティブはないと考えられます」

「一番端的な答えが発送電分離ということで、今、電力さんは全部やっているわけですね。発電も送電も。だから自分たちがやりたい原子力発電をするための送電網を維持してきた。ところが分離した送電だけをやる会社を作ると、彼らは原発も風力も同じお客様なわけです。だから当然接続もするし、足りなければ送電網も建設しますと。送電料金でそれは回収できますから、送電事業そのものなわけです。ですので、実際ドイツでもヨーロッパでも発送電分離は当たり前で、送電だけを専門にやっている会社が積極的に再生可能エネルギーにも接続もするし、足りない場合には建設もするということをやっています。なので日本も発送電を分離して、送電のみのことを考える会社を作らなければ、なかなか再生可能エネルギーのための送電網への投資は進まないだろうというふうに考えられます」

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

風力発電は原発の代替エネルギーにはなれるものではないの?(前編)

テレビ朝日の「モーニングバード」で、洋上風力発電についての特集をやっていました。私がかねてから注目している「風レンズ風車」についても紹介されています。これは必見の動画です。削除される前にぜひご覧ください。



【風力発電は原発の代替エネルギーにはなれるものではないの?(前編)】

風力発電のデメリット
①設置場所が少ない(騒音の問題)
②コストが高い
③風が吹かないと発電しない…不安定

「原発の代替エネとしてあてにならない」という声があるが、しかし日本の技術は素晴らしく、これらを克服する「洋上風力発電」がある。

長崎県五島列島の椛島の沖合いで、洋上風力発電の実験が行われている。

京都大学 宇都宮智昭準教授 「非常に大きな、過去50年にもないような台風(16号 去年9月)がきましたけど、これはまったく被害を受けませんでした」

この試験機は、100kWの発電でおよそ30世帯分の電気をおこすことができ、実用化時には一基あたり5000kWを100基ほど並べ、1つのウインドファームで最大出力50万kWと、原発のほぼ半分の発電施設が考えられているという。

■日本全体ではどれくらいの電気がおこせるのだろうか?

宇都宮智昭準教授 「環境省が6億kW(原発600基分)の洋上風力の資源量があるという試算をしている。平均的な利用率でいくと40%(原発240基分)くらい」

さらに、風力発電だけでなく、さまざまな発電を洋上でミックスできるプラントがあるという。福岡県博多湾に浮かぶ九州大学の大屋裕二教授が研究する浮体式発電施設。

大屋裕二教授 「普通の風車のブレードに、輪っかの構造物がついている理由は、あの輪っかの構造物が風を集めて、ブレードの先端付近の風を強くするんですよ。風速と風車の発電量の関係は、発電量は風速の3乗」

この風車についているリングは、その形状が風の渦を作りだし、それにより気圧の低い空間が生まれ、風は気圧の低い方向に流れるので、風力が強くなるという原理だ。風レンズ風車といい、これにより発電量がおよそ2・5倍になるという。浮体式の構造にすることでソーラーパネルも敷き詰められる。将来的に2000kWのファームを連結させる計画。

さらに、この浮体構造自体に魚が集まり、漁業にもメリットがが生まれる。

■発電コストはどれくらいなのか

大屋裕二教授 「陸上の同じ数メガのファームを作るのに比べれば、2倍以上はします。それはなぜかというと、まずこの浮体を作らないといけない。でも海上に出るとこのように風が強くなるわけです。陸地より2割~3割は強いです。発電量はすぐ2倍以上になるわけです。そうするとトータルの年間の発電量はほぼ2倍くらいに軽くなります」

宇都宮智昭準教授 「2020年とかですね、そういった地点を考えると、たとえばkwhあたり20円とか、そういった買い取り価格で十分やっていけるのではないかなと」

玉川 「20円/kWhも、多くしていけばコストはスケールメリットで下がる。これは石油で発電するぐらいのコストです。しかし化石燃料はこれから高くなっていく可能性が高い。枯渇にも向かっていく。しかしこれは完全な自給のエネルギーです。燃料費もかからない」

玉川 「不安定さも、日本国内で風はどこかで吹いている。さらに風が吹きすぎたら揚水発電で貯める。揚水発電は(すでに)原発の容量の半分ぐらいはある」

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

「廃炉より原発維持のほうが高コスト」ドイツ関係者が断言

拙ブログでは、「本当は、原発は安いエネルギーなどではない!」ということを何度も主張しておりますが、それを裏付けるような情報がドイツから出てきました。以下は日刊SPAより転載です。







【「廃炉より原発維持のほうが高コスト」ドイツ関係者が断言】
日刊SPA 2013年1月22日

ドイツでは、建設中に計画が中止されたものを含め、40基の原発がある。そのうち廃炉作業中の原発は22基、廃炉作業が完了したものは1基だ。本誌記者が向かったのは、ベルリンから北西へ100kmほどの場所にあるラインスベルク原発。同原発は、’66年に運転を開始したドイツ最古の原発だ。VVER210ロシア型加圧水式原子炉(44万kW)が一基という小型の原発で、’90年に停止した。

取材に訪れた本誌記者を出迎えたのは、エナジー・ヴェルケ・ノルド社(EWN)の広報担当のヨルク・メーラー氏。EWN社は、原発の廃炉を目的に各分野の技術者をヘッドハンティングして作られた会社。ラインスベルグ原発のほか、ドイツや欧州の老朽原発解体を請け負っているという。わざわざ新たに会社が作られたのは「解体作業は誰にとっても未知の分野」(メーラー氏)で、どの会社も充分なノウハウがなかったからだという。

「優秀な技術者をヘッドハンティングして、技術開発を進めました。例えば、いかに作業員の被曝を軽減するかは重要です。そのためロボットアームなど遠隔捜査が可能な機器を開発しました」

メーラー氏は、放射能に汚染された原発の廃炉は長い年月と手間が必要だという。

「廃炉直後は放射線量が高すぎるので5年間寝かせて、’95年から解体事業を開始しました。最初は、敷地内のボイラー室の部品など放射能汚染の少ない部分からはじめ、徐々に原子炉周辺の汚染の高い部分へと解体していきます。作業終了には70年ほどの時間がかかるのです。原発の廃炉には、専門的な技術や経験も必要。そのため、原発を運転していた頃の労働者の多くが、廃炉作業に関わってくれています」(メイラー氏)

もともと原発を運転/管理する民間企業だったEWN社は’00年に国有化。20年以上にわたって続けてきた原発廃炉のノウハウは、世界的な脱原発の流れのなかで新たなビジネスとなり、ドイツだけでなく欧州各国での原発廃炉を請け負うようになった。最近では、ロシアの原子力潜水艦の解体事業も受注しているという。

廃炉には莫大な費用がかかる。「ラインスベルク原発の場合、解体コストは6億ユーロ(約660億円)。これは同原発の発電事業(’66~’90年)で得た利益を超える額です」(メーラー氏)。だが、それでも廃炉作業が行われているのは「安全基準を満たし原発を維持する方が、さらに費用がかさんだから」と取材に同行したセバスチャン・プフルークバイル氏(元・東ドイツ暫定政権評議員)は語る。

「独裁政権下にあった東ドイツの原発は、非常にずさんな管理にあり、いつ重大事故を起こしてもおかしくない状況にありました。’90年の東西ドイツ統合後、ドイツの大企業シーメンス社がラインスベルクなど11基の旧東ドイツの原発の管理の引き継ぎを検討しましたが、安全基準を満たすには採算が合わず、断念せざるをえませんでした」(同氏)。

福島第一原発事故後、シーメンス社は原発関連事業自体から撤退した。その理由は「原発は、初期投資が巨額で、建設から運転まで10年以上かかる。安全性の要求がますます高まり、一層のコスト高。仮に事故を起こさなくても、放射性廃棄物の処分に困る。それならば、他の分野で収益を上げた方が合理的」というもの。同社は近年、ガスや風力発電などのエネルギー事業に力を注いでいる。

1/22発売の週刊SPA!『結論「原発は廃炉」が経済的に正しかった!』では、福島第一原発事故後に脱原発の方針を確認したドイツの廃炉現場をリポート、原発のトータルコストを検証している。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑

虚構会見:安倍総理が原発推進政策を謝罪

面白い動画を見つけました。阿部総理が前回…総理を辞任した際の映像の音声を吹き替えて、自民党の原発推進政策を謝罪している虚構の動画です。本当にこんな会見をしてくれれば最高なのですが、まあ絶対にありえないことでしょうね~。



虚構会見:安倍総理が原発推進政策を謝罪

本日、原発の推進を謝罪するべきと決意を致しました。
経済発展を進めていくその決意で続投し、
そして原発建設を行ったわけでございますが、
今の状況で、国民の支持、信頼の上において、
力強く原発を推進していくことは困難な状況である。
ここは自らがけじめをつけることによって、
過去の謝罪をしなければいけない。
そう判断するにいたったわけでございます。


人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑
プロフィール

海空居士

Author:海空居士
当ブログはリンクフリーです。トラックバックや転載等もご自由に。
コメントも大歓迎です。興味深い情報があれば教えてくださるとありがたいです。
ツイッターもやっています。フォローやリツイートもしてくださったら嬉しいです。
心ある人達の連携で、なんとか危険な原発を止めましょう。どうぞよろしくお願いします。

カウンター
カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
原発関係リンク
お世話になっているサイト
最新トラックバック
ツイッター
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。