原発のない社会をめざして 自然エネで“独立運動”「会津電力」福島の蔵元ら構想 酒造り水にこだわり

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自然エネで“独立運動”「会津電力」福島の蔵元ら構想 酒造り水にこだわり

古くなってしまった記事で恐縮ですが、東京新聞に掲載された…福島の蔵本の方達がエネルギーの地産地消を目指している取り組みについての記事です。以下は転載です。







【自然エネで“独立運動”「会津電力」福島の蔵元ら構想 酒造り水にこだわり】
東京新聞 2013年12月3日

衆院選の争点である「脱原発」の行方は定まらないが、すでにはっきり原発との共存を拒否しているのが福島県だ。原発事故の苦しみの渦中で、県民たちは自然エネルギーによる復興を模索する。会津地方の蔵元らが呼び掛ける「会津電力」構想もその一つ。反骨の地で湧き起こる脱原発の機運とは。 (中山洋子) 

「脱原発ができるできないと、国は右往左往しているが、福島にはそんな暇はない」
福島県の会津盆地にある喜多方市で江戸時代から続く「大和川酒造店」の九代目佐藤弥右衛門さん(六一)が切り出した。十一月中旬、同店で開かれたシンポジウムで、佐藤さんらは、エネルギーの地産地消を目指す「会津電力」構想をぶち上げた。


近隣の会津若松市や三島町の仲間らとともに研究会を発足。会津地方各地の小水力や太陽光発電の動きをつなぎ、電力の自立を図ろうという構想だ。佐藤さんは“独立運動”さながらの熱意で全会津の結集を呼び掛ける。

「会津の自然を利用したエネルギーの自給を目指す。小水力でも太陽光でも、できるところから始めたい。いずれ東京電力が持っている猪苗代湖などの水利権も買い戻す。会津はエネルギーで自立するんです」

原発事故に翻弄された一年余りの日々で痛感したのは、会津にもともとある豊かさと、それを「東京」に吸い上げられてきた現実だ。

東京農大の短期醸造科で学び、一九七八年に帰郷してからは、近隣の農家と提携して有機農法による酒米づくりに取り組んできた。「いい米があっていい酒ができる」。九七年には農業法人「大和川ファーム」を設立し、酒造米の自社栽培も始めた。

米へのこだわりは評判で、肥育牛のブランド化を進めていた飯舘村の商工会からも「飯舘牛の食事に合う酒を造ってほしい」と頼まれた。飯舘村で収穫する米で八七年に開発したのが「おこし酒」だ。

地域おこしの酒造りがきっかけで飯舘村との交流が始まり、二〇一一年一月には飯舘村の魅力を伝える「までい大使」にも任命された。その二カ月後、東日本大震災と原発事故が発生。一升瓶に水を詰めてトラックでかけつけた。

「じいさんから、関東大震災のときに一升瓶に詰めた水を東京に運んだと聞かされていた。酒屋には水がある。このときも、ペットボトルの水を用意するより、一升瓶に詰める方が早かった」

福島市や郡山市、いわき市などの取引先にも手分けして水を運んだ。

「困っている人の助けになれば」と奔走したが、故郷の会津地方も原発事故に脅かされていた。修学旅行や観光客の足は遠のいた。どこよりも厳しい自主基準で放射性物質の検査をする県内酒造業界も風評被害に苦しむ。復興支援で一時は増えた需要も一年を過ぎると急速にしぼんだ。

「自然災害の悲劇は時間が解決してくれる。だが、原発事故は時間の流れを止める。たとえ四十年で廃炉にしても、放射能のごみの管理は一万年単位。人間わざではどうしようもない」

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yokoさんへ

yokoさん、あけましておめでとうございます。
坂本龍一氏いわく…
「福島の後に声を上げないのは野蛮だ!」
ということで、私もその意見に完全同意なので、
少しでも良い方向へ舵を切れるように、
微力ですが頑張ろうと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

国はなかなか動かないでしょうから、
やはり地域から変わっていくしかないのでしょうね。
そういう意味でも、この会津の動きには注目ですね!
オンカロのキャスケットの話は知りませんでした。
また、こちらでも調べてみます。
ありがとうございました。合掌

頑張って欲しい!

こんにちは。
会津地方も被害の爪から完全には逃れられていませんから、美味しいきれいな水が必要な醸造元の方々も生きた心地がしないのではないでしょうか。
自立目指して頑張って欲しいです、良い所ですから。
青森の六ヶ所村で他国の核廃棄物処理とか気がかりな言動ばかりが目立つ新政権。
そしてフィンランドのオンカロで最終処分場に使われる銅製のキャスケットが1000年も保たない事が判明など、見過ごせない事実が明らかになっています。
少しでも良い方向へ舵を切る事ができるよう、本年もよろしくお願いします。
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