原発のない社会をめざして ささやかな幸せほしい 経済ジャーナリスト萩原博子さんに聞く

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ささやかな幸せほしい 経済ジャーナリスト萩原博子さんに聞く

今回は、東京新聞に掲載されていた経済ジャーナリストの萩原博子さんのご意見を紹介いたします。
以下は転載です。







【ささやかな幸せほしい 経済ジャーナリスト萩原博子さんに聞く】
東京新聞 2012年12月29日

今年一年の暮らしはどうだったのか。新しい年はどうなるのかー。生活者目線の評論で知られる経済ジャーナリストの萩原博子さんとコンビニジャーナリストの吉岡秀子さんに聞いた。

■震災から二年近く。人々の気持ちに変化は?

震災前は、エネルギー政策でも何でも、国が言うようにやっていれば間違いないと思っていた。被災しても国が助けてくれる、と。でも、原発事故が起き、そうではないと気付いた。国の信用が落ちた分、「自分たちがしっかりしないと」という気持ちが高まった。被災地を訪れても、「自分たちが踏ん張るしかない」という、政治をあてにしない前向きさを感じた。 

■暮らしを考える上で、原発事故は大きなきっかけでした。

私たちが本当に欲しいのは百パーセントの安全。安全といいきれない原発を動かし続ける、そんな国を信じられなくなった。電力の大切さも痛感した。福島の犠牲の上に、都会で膨大な電気を使っている。無駄に使うのはやめよう、という意識が高まり、エネルギ-政策についてもっと皆で考えないといけない、という機運が生まれた。

■来年以降、ますます家計の負担が増えそうです。
 
廃炉や賠償金の費用を考えると電気代はますます上がりそう。来年一月からは復興増税が所得税にかかり、期間も二十五年と長い。特に子育て世帯は扶養控除がなくなり、負担感が重くなる。再来年には消費税が8%に。復興増税が住民税にもかかってくる。アメリカは六十年に一度といわれる大干ばつで穀物類の値上がりは必至。食卓への影響も大きい。家計を切り詰める方向に進んで行くのは間違いない。

■家計の窮地を切り抜けるには?

お金はかけられないけれど、幸福。そんな幸せの基準が再発見されている。以前は、豊かな生活といえば、年に一度の海外旅行とか、いい車に乗るというのが指標だった。でも、震災を機に家族の絆や本当の幸せの意味を考えさせられ、気付きを得たのだと思う。 

■具体的には?

家族一緒にこたつに入るとあったかい、鍋をみんなでつっつくとおいしい-。そんなささやかだけど大切な幸せ。緑のカーテンブームも同じ。節電のためだけど、涼しい上に見栄えもよくて幸せ。電気代が高いからと、何世帯かで一つの家に集まり、一緒にごはんを食べれば節約だし、節電になる。食事のコストも下がり、なんだか幸せ。そんな考え方ができるようになってきた。それが生きる希望や元気につながると思う。

■新政権に望むことは?

二〇〇二年から約五年間、日本はいざなぎを超えるという大型の景気回復を経験した。それなのに私たちはその実感がない。それは富める者が富み、貧しい者がもっと下に落ちただけだったから。その間、給料が落ち続け、雇用も流動化した。そんな格差社会を生んだのと同じ景気回復なら、もう要らない。私たちは、基盤となるような産業を育て、雇用を増やしてくれる政治を望み、誰もが人並みの生活を送れる社会の実現を願っているのだから。

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