原発のない社会をめざして 強い覚悟で省エネ社会に 気候ネットワーク代表 浅岡美恵さん

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強い覚悟で省エネ社会に 気候ネットワーク代表 浅岡美恵さん

さあ、頑張ってご紹介しそびれている古い記事をアップしていきましょう。以下は朝日新聞より転載です。








【強い覚悟で省エネ社会に 気候ネットワーク代表 浅岡美恵さん】
朝日新聞 2012年10月13日

国の原子力政策の基本方針「原子力政策大綱」の改定に向けて2010年末に設置された「新大綱策定会議」のメンバーとして議論に参加してきました。しかし主要メンバーは福島第一原発の事故後も、原子力で将来のエネルギー資源を確保するとしている原子力基本法を「錦の御旗」に、原発推進の姿勢を崩そうとしませんでした。

それでも、9月に野田政権が「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指す「革新的エネルギー・環境戦略」を打ち出したことで、努力目標とはいえ社会にゼロ目標が認知されて、攻守は逆転したと言えます。

この戦略に反発する経済界は、天然ガスなど化石燃料の輸入割合が増えて「原発なしでは電気代が大幅に上がる」と主張していますが、果たしてそうでしょうか。そもそも原発のコストは政府の試算より高くなるはずです。事故の損害賠償など最終的な費用がどれだけ膨らむのか分からない。使用済み核燃料の最終処分に至っては処分地もなく、費用を評価できません。

主要な代替エネルギーである再生可能エネルギーの発電コストは近年、急速に下がり、3・11以降、一層下がりました。太陽光発電はパネルの量産化で価格が下がり、ドイツではすでに家庭用の太陽光発電コストは、電力会社に払う電気代より安い。日本の普及の取り組みは、欧州などより20年は遅れましたが、他の国の苦労でコストが下がったところから出発できるというメリットがあります。

ただ、電気料金は原発を維持したとしても上がっていきます。でも、仮に1割上がっても、消費量を1割減らせば家庭の負担は同じです。家庭の電気代の約2割を占める照明を白熱灯から蛍光灯に換えると、電気代は3分の1。LEDにすれば10分の1です。蛍光灯の寿命は白熱灯の6倍。LEDは価格は高くても、長い目で見れば回収できます。二重窓にするなど断熱効果を上げて、省エネ効果の高い冷暖房機器を使えば電力消費量を半分以下にできます。

低成長時代、どこの家庭も節約をしています。福島の事故後の電力不足を経験し、節電や省エネへの意識も浸透してきています。原発ゼロ社会の実現には、そういう知恵と覚悟を一人ひとりがさらに強く意識して、実行に移すことが大切です。

新しいエネルギー戦略では、20年の温室効果ガスの排出量を1990年比で5~9%減という試算を示し、国際公約の25%を大きく下回りました。シェールガス開発により天然ガスの価格は大幅に下がっています。欧州のようにエネルギー源を石炭から天然ガスにシフトすればガス排出量を減らせる。とりわけ省エネと再生可能エネルギーの拡大こそ、公約達成のへの道なのです。

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