原発のない社会をめざして 福島県が放射線データ消去 緊急測定半年後

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

福島県が放射線データ消去 緊急測定半年後

また、とんでもないニュースが出てきました。福島県が測定していた緊急時放射線モニタリングのデータを消去していたというのです。まったくありえない話です。以下は毎日新聞より転載です。








【福島県が放射線データ消去 緊急測定半年後】
毎日新聞 2013年3月9日

東京電力福島第1原発事故を受けて11年3月12日午前5時ごろから、福島県が約5キロ離れた避難所に可搬型測定器を設置して緊急時放射線モニタリングを行いながら、測定器を回収した同9月にデータを消去していたことが分かった。県は「データを上書きし記録も残っていない」と釈明、国への報告も怠った。原発10キロ圏では同時刻ごろから線量の上昇が確認されているが、消去により国の指針が定める住民の被ばく評価もできなくなった。

県の放射線測定を巡っては、固定型モニタリングポストのデータ解析を終えるのが昨年9月と遅れ、政府・国会の原発事故調査委員会の最終報告書に反映されなかったことが既に分かっている。新たにデータ消去が判明し、原子力規制委員会専門家会合が検討中の緊急時モニタリングの改善策にも影響を与えそうだ。

県や東電への取材によると、県は11年3月12日午前3時ごろ、内閣府の原子力安全委員会(現・原子力規制委員会)の指針を盛り込んだ県の地域防災計画に基づき、大熊町内の原子力災害対策センター(オフサイトセンター)で東電に緊急時モニタリングへの同行を指示。観測地は「人が集まっている場所」とした。少なくとも3人の県職員らが防護服を着て、県保有の可搬型測定器や集じん器などを東電の小型バスに積んで出発。同5時ごろ、原発の西約5キロの大熊中学校に着き、約100人が避難する体育館わきに機器を設置した。

可搬型器はタンク内の燃料で自家発電して作動し、線量を表示する仕組み。通信回線の途絶で固定型モニタリングポストと同様、観測データを送信できなかったが、タンク内の燃料は半日分あり、1号機原子炉建屋が水素爆発した12日午後まで作動していた。

文部科学省が昨年7月にまとめた同原発事故の緊急時モニタリングの報告書は、中学校からの住民避難が終わった直後の「午前8時9分に県が大熊町内で」別の測定器により観測したのが最初と記載しているが、実際には少なくとも約3時間前から行われていたことになる。

県災害対策本部は「他の業務に忙殺され回収が遅れた上、メーカーには『データを取り出せない』と言われ、県内各地での観測に使うためデータを上書きした。線量は平時と同じだったと聞いているが、国には報告していない。大変申し訳ない」と謝罪している。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

彼岸花さんへ

彼岸花さん、おはようございます。

>県民の健康と安全という
>基本的配慮より、何とか事故の影響を小さく見せ、県民の流出を防いで
>県としての形を維持しよう…そして国に対しては強気で、出来るだけ多くの
>賠償金を引き出そうとしている人としか、私には思えないです。

本当ですね。このお言葉が全てを的確に物語っているように思います。
でも、おそらく福島県だけでなく、全国どこの原発が事故を起こしても、
周辺自治体は似たりよったりの対応を取ったのでしょうね!

それにしても、SPEEDIの情報の隠ぺいと、
モニタリングポストのデータ消去の件は、これは特にひどい問題ですね!
私も、県職員個々人の人為的ミスと片づけてしまってはいけないと思います。
おそらく、議会にも役場にもムラからの回し者がたくさんいるのでしょうし、
断定はできませんが…私は、やはり意図的に隠したのではないかと疑っています。

佐藤雄作という知事は、私の目にも相当うさんくさい人間に見えますね。
しかし、私たちから見ればありえないような…この知事さんだって、
福島の住民達の間から、大規模なリコールなどは起きていないのですよね?
彼の地では、原発や放射能の話がタブーになっているという話も聞きます。
私の友人が、あるボランティアで福島市といわき市に行った時には、
マスクがしづらいような雰囲気だったと言っていましたし、
もう、この問題を直視したくない人達がどんどん増えてきていて、
そういう層の意見の代弁者としての根強い支持があるのでしょうね。

しかし、よくよく考えてみれば…一度事故が起きてしまったら、
誰も責任など取りきれないという事かもしれませんね。
(決して彼らのずさんな対応をかばうわけではありませんが…)
本気で責任を取ろうとしたら、それこそ福島市なども全避難のレベルでしょうから、
そんなことをしたら自治体が完全に崩壊してしまう!
だから原発など最初からやるべきではなかった。
結局…問題はそこに尽きるのではないかと思います。

にも関わらず、政府は原発の再稼働を急ぎ、さらには
あろうことか…あんなものを海外に輸出までしようとしているのですから、
まったく神経を疑うばかりですよね!
いつもありがとうございます。合掌

No title

こんにちは。
原発行政は、国も無論ひどいけれど、福島県も随分いい加減だなあと
思いますね。いくら事故の対応で忙しかったとはいえ、原発を10基も
抱えている県としては、事故が起きた時のなにが重要かということへの
認識が甘すぎるとしか言えない。
まず、住民の安全を考えること。
これも、住民が飯館方面など風下の方向にむしろ逃げていったことに対し、
政府から的確な情報と指示がなかったから、などと国のせいばかりにしています。
でも、SPEEDIの情報は県にも既に11日の夕方からメールとFAXで
送られていた!
ところがここでも県職員がその重要性を認識しなかったか意図的にか
わかりませんが、その情報を消去してしまって、結果的に各市町村に
伝えていない。このモニタリングポストのデータ消去もそうですが、これらを
県職員個々人の人為的ミスと片づけてしまっていいのか!と腹が立ちますね。
原発立地県なら、普段から職員の危険に対する意識、情報に対する意識を
教育しておいて然るべきです。
佐藤県知事の事故以来の態度を見ていると、県民の健康と安全という
基本的配慮より、何とか事故の影響を小さく見せ、県民の流出を防いで
県としての形を維持しよう…そして国に対しては強気で、出来るだけ多くの
賠償金を引き出そうとしている人としか、私には思えないです。

かの悪名高き山下俊一氏を、事故直後の3月19日、放射線健康リスク管理
アドバイザーに招へい。これは県民に起こりうる最悪の事態を回避するための
人事ではなく、「放射線の 恐怖を取り除き住民を鎮静化させること」
が主眼の人事だとしか思えません。
さらに佐藤知事は、福島県から避難してくる人の受け入れを
してくれる他の自治体の長に対しても、あれは何月だったかなあ、
一定の時期からは受け入れをやめてくれと頼んでいます。
このひとを県知事として戴いていては、福島県の人々の安全は
守れないという気がします。
プルサーマル導入に反対していた佐藤栄佐久前知事と違い
佐藤雄作現知事は3号機のプルサーマルも導入。
それなのに、彼は外に向かっては、『悲劇の人』のイメージを振りまいているのが
腹が立って仕方がありません。

県職員の、そうした情報の重要さへの認識を普段から教育しておくのも、
県のトップとしての責任じゃないですかね。

まあ…このモニタリングポストの数値も、とりわけ事故後のその扱いは
まず周辺を除染してから行ったのでは、周辺の普通の場所より計測値が
低くなるのは当然。そんな数値を、全体の放射線量と発表されても、素直に信じられません…
何もかもに、被害を小さく見せよう見せようという意図が働いていて、
福島県民以外の私でさえ、絶望してしまう…ましてや、日常が今もその中で
営まれるしかない福島の方々の絶望とあきらめはいかばかりでしょう…

モニタリングポスト周辺の除染については、こんな正式の報告があります。
http://www.pref.fukushima.jp/j/kahangatampjyosenjyoukyou.pdf
プロフィール

海空居士

Author:海空居士
当ブログはリンクフリーです。トラックバックや転載等もご自由に。
コメントも大歓迎です。興味深い情報があれば教えてくださるとありがたいです。
ツイッターもやっています。フォローやリツイートもしてくださったら嬉しいです。
心ある人達の連携で、なんとか危険な原発を止めましょう。どうぞよろしくお願いします。

カウンター
カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
原発関係リンク
お世話になっているサイト
最新トラックバック
ツイッター
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。