原発のない社会をめざして 原発事故から二年、武田邦彦教授が思うこと

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原発事故から二年、武田邦彦教授が思うこと

youtubeで見つけた武田邦彦氏の動画です。下に内容の書き起こしをしましたが、非常に良いことを言ってらっしゃいますので、ぜひ動画をご覧いただきたいと思います。




【原発事故から二年、武田邦彦教授が思うこと】

まず第一に、今まで二年も経ったのに、まだ事実が明らかになっていないという事ですね。事実を明らかにするのは通常は政府ですけど、もう二年も経ちますと事実を明らかにする責任はマスコミにあると思うんですね。

というのは、政府よりマスコミの方がデータを持っている可能性が高いんですよ。例えば4号機の爆発映像というのがまだマスコミから出ないんですよ。4号機の爆発映像はたぶんマスコミは持っているんですよ。

なぜ4号機の爆発映像をマスコミが持っていると考えているかといいますと、あれは定点カメラで撮ったわけですよ。定点カメラで撮ってて、4号機が爆発する前の3号機の爆発映像も一時は公開されました。それから4号機が爆発した後の定点カメラの映像もあります。ということは4号機の爆発映像をマスコミが持っていると思われますが、いまだに公開されません。

やっぱりマスコミは私企業といっても自由度がそれほどあるわけではないんですね。例えば福島中央テレビが定点カメラを置いたら、撮ってくれるという前提で我々はテレビを見ているわけですし、チャンネルの分配だとか電波の分配というのは、公共の役割を果たすから分配されていると思うんですね。そういう点から言うと、地上波の電波とか新聞なんかの許可を得ているマスコミが、4号機の爆発映像を今になっても出さないというのは、これは非常に大きな問題だと思います。

要するに、福島の人達を中心として被ばくした人が何を困っているかと言うと、病気が出るから困っているわけではなくて、病気が出るかどうかわからないから困っているわけですからね。被ばくというのが非常に危険であると今まで言われてきて、だけども被ばくする場所に住んでいるわけですね。それから汚染されたものを食べているわけですね。そうしますと自分の子どもがどういうふうになるかということについて、非常に強い不安を持っていることは確かなんですね。それは二年経っても不安をどういうふうに考えればいいかと。つまり「大丈夫だ」ということは不安解消にならないんですね。何でかといえば事故後に言われたことですから。

この前新聞に、相馬市の女子高生の「生き抜いてやる。差別との闘い」という記事がありました。「生き抜いてやる」と女子高生が叫ぶということは、危険だということがわかっているということなんですよ。安全だと思ったら「生き抜いてやる」という言葉は出ませんね。「高い放射線の領域で私は生き抜いてやる。差別と闘うんだ」と。これは大人が非常に野蛮だという事ですね。

というのは、子ども(高校生)はどうにもならないですよ。逃げるということもできないし。「生き抜いてやる」という一言の中に、どんなに多くのストレスがあるかということを大人は考えて、もう二年経ちましたから物理的な意味…つまり女子高生を移動させるかという意味とか、心理的に彼女にどんなケアをするかとか、原子力発電所を運転していた日本の大人の責任ではないかと思います。

私が、「まだタケノコ類などは汚染されているから注意しなければいけません」と言いますと、必ずタケノコ協会から抗議がきますよ。でも一般に汚染されたタケノコを食べさせられた赤ちゃんからはきません。常に報道する立場の人間は文句がくるところを保護して、文句の言えない女子高生とか赤ちゃんを無視するという態度に出てはいけないと私は思います。

「生き抜いてやる」などということを女子高生に言わせる野蛮な社会。それが二年経って非常にはっきりしてきたということですね。

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