原発のない社会をめざして 中村敦夫 「紋次郎」怒る! 原発のどこがクリーンエネルギーなんだ!」

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中村敦夫 「紋次郎」怒る! 原発のどこがクリーンエネルギーなんだ!」

非常に良い動画を見つけました。「木枯し紋次郎」で有名な中村敦夫氏が、「原発」について持論を語っておられます。経済学者のエルンスト・フリードリヒ・シューマッハに傾倒されているらしく…彼の『スモール イズ ビューティフル』の思想を引用しながら、今の経済のあり方も批判しています。必見の動画だと思います。




【中村敦夫 「紋次郎」怒る! 原発のどこがクリーンエネルギーなんだ!」】 

戦争がどんどん拡大してきて、巨大兵器ができてきて危険になってるでしょ。核爆弾だけだって地球を何回も破滅させられるほどの量がたまっている。一人のちょっとおかしい指導者がボタンを押したら世界は破滅してしまうんです。

それとか環境破壊ですね。経済のためには資源をどんどん使っちゃう。なくなっちゃうわけでしょ。しかも何かを作ってそれをゴミにして捨てていくわけですから、環境悪化がすごいわけです。それとエネルギーを使うから気温がどんどん上がってしまう。一体どこへ世界は進んでいるのか。

先進国のように、ある程度成熟した世界…つまり欲しいものがあんまりなくなった社会なんですよ。それで経済を回すのにどうするのかというと、浪費をするようになるんですね。必要なものは全て揃っているわけですから、後は色を変え形を変え、目先の新しいものをどんどん作っては浪費する。ゴミを作ってるような経済になるわけですね。

このことに関して警告した最初の近代経済学者がシューマッハだったんですね。競争してイケイケドンドンで豊かになれば幸せになれるということで近代経済学はのびてきたんです。その代表でケインズなんて人がいたんですが、この人なんてすごいことを言ってるわけです。「多少悪いことをしてもいいから、まず経済的な成果を達成する。そうしたら後で倫理とか道徳を考えればいいんだ」とかそういうことを言っているわけです。

シューマッハはケインズの弟子だったんですが、ある時から「それはおかしい」と。そんな悪いことしろなんていう学問はおかしいんだと。そうじゃなくて人間としての限界を自ら知って、ほどほどにしなきゃいけないんだと。経済もだんだん広げていけば、一部の人達が全部権力と富を手にしてしまって、経済成長率が伸びれば伸びるほど格差がひどくなっていく。これは間違いであると。

それから、経済学そのものの前提…要するに何かモノを作る時には自然から素材を持ってくるわけ。それを使っちゃえばそれだけ資源がなくなるわけですから、これはマイナスだろうと。しかもその後環境破壊が起きると、それに対して修復しなきゃなんないからお金がかかる。これもマイナスだろうと。このマイナスの部分が経済学の中から抜けてる。これはおかしいという根本的なところをシューマッハは指摘している。

そして、原発なんかに対しても、1962年にはっきりと15の理由を並べて「これは危険だからやっちゃいけない」と。作った結果それをコントロールできない。後始末もできないと。こういうものには手を出しちゃいけないと。これは科学の掟だということを言っているわけですね。

そりゃそうですね。今がそうでしょ?汚水がどんどん膨らんじゃって、どこへ持っていっていいかわからない。そういう解決策もなく暴走したからこういう悲劇が始まっているわけですね。これ怖いんですよ、終わりがないわけですからね。

何でも大きくするのがいいという考え方…近代経済学ですよ。どんどん会社を買収していって世界のトップになる。しかしシューマッハは、組織とか会社とか行政というものは、あんまり大きくしちゃダメなんだ…というのは気配りができなくなる。組織そのものが官僚的になってしまうと彼は言うわけですよ。だから単位はできるだけ小さい方がいい。そうすると責任もはっきりしてくるし、人々に対する思いやりだとか、そういうものも生きてくるわけですね。あんまり大きくしちゃうと社会が役所みたいになっちゃうわけですよ。

そうすると、全然合わないことも上で決まってしまえば、どんどん進んでしまって破滅していく。だから「スモールイズビューティフル」という彼を代表する標語というものが一時は注目されたんですが、またそれが主流経済に覆い隠されてしまってね。

シューマッハという人は、発展途上国なんかを助けるために働いた人でもあるんですけど、ビルマ政府から招待されて「ビルマを西洋のように近代化したいんで視察してくれ」と言われたんですが、その時始めてシューマッハはアジアの文化・伝統というものを目にするんです。それで彼は衝撃を受けるんですよ。

ビルマは農業国でしょ?ゆったりと暮らしている。しかも大型の機械とか農薬とか化学薬品など全然要らないで、ほんのちょっと手を加えて道具を使うことで十分やっていける。しかも浪費的じゃなく必要なものだけ生産して、たっぷりとした時間を楽しみ仏教を信じている。

仏教というのは、人のために尽くしていくということが一番の修行なわけですよ。そして、そういうことによって譲り合いながら助け合っていく。こんな素晴らしい社会があるのに欧米の真似をして人を蹴落とし、競争を激化させて阿漕な事をして勝ち抜き、それが不可能なら戦争へ行こうというような、これは間違っていると言って、「仏教経済学」という言葉を選んだんですよね。発想が面白いですよ。

(中略)

(原発の)問題は、実は非常に明確なんですよ。人口をどんどん増やして経済を大きくして、エネルギーをいっぱい使わなくちゃならないって言ったら、もう資源を総動員しなきゃいけないわけでしょ?結局、そういう流れの中から原発というのは考えられてきたわけですけど、原発がいいか悪いかという問題が1つありますね。シューマッハのように、これは掟だと…管理し後始末できないものは絶対に手を出してはいけないんだと。これは近代文明の破滅のハイウェイを一直線を行った先に原発があるという考え方なんですが…

もう1つは、やるにしたって…やれるところとやれないところがあるだろうという話があるんですよ。例えば日本というのは4つの大きなプレートが軋みあって、地下はグチャグチャなんですね。地震の世界最大の条件国なんですよ。そんなところへ原発を54基も置くというこ自体が、ヨーロッパの技術者なんかから見たら狂気の沙汰なんですね。しかも原発を中心にこれからもやっていくんだということが国策ですよ。国策といってもこれは経済産業省が決めている。

政治家は何にもわかりませんよ。利権さえあればいいんだから。経済産業省が自分たちの大権力として大手電力会社に地区割りをして、独占させたわけでしょ?そうすると(電力を)使う側から言うと文句が言えないんですね。選びようがないじゃないですか。停電するって言ったら「はい」と言うしかない。値上げするって言ったら「はい」と言うしかない。全然民主主義国家じゃない。社会主義国家みたいな統制ですから。

そして、そういう利権に群がる御用学者ね。「安全マン」って僕らは呼んでる。なんかって言えば「安全です」って言ってるだけの全然知識も何もない学者達が要職を占めているわけでしょ? で、経済産業省が「安全保安院」というのがあって検査するんだけど、検査するって言ったって、省全体がそれを推進するわけですから、それは手抜きになるに決まっている。それがみんなグルになって利権を独り占めする。

法律で電源三法というのがありますけど、金銭的に全部保証されているんですよ。例えば今回東電があれだけのことをやったって、東電は1200億円の保険に入っている。それを払い終わってしまえば後は政府が払うようなそういうシステムで、痛くもかゆくもない。そんな権限を与えられてしまっていますから、「今度は新しい原発にすれば大丈夫ですよ」みたいなことをもはや言い始めるわけですよね。マスコミを動員して、そっちの方向へ持っていくということですな。

私は、これはちょっと危険だと。自然エネルギーで十分補填することができるのに、「絶対それはできないんだ」と頭ごなしに否定する。だけども世界中が全部風力発電でやろうと決意して本当にやったら、需要の2倍の供給ができるんですよ。まあ、それは計算上ですけども…

だから、自然エネルギーなんてのはもっともっと活用していけば、風などは資源としていくら使ったって減らないわけでしょ。健康なエネルギーですよね。ところが原発がCo2を出さないからクリーンエネルギーだって…どこがクリーンなんですか?生命が絶滅するような毒を毎日流し出しているでしょ。こういうトリックがまずい。

やっぱり電力会社っていうのは、もっと自由化しなければまずい。本当の民営化しなければいけないんですよ。それで使う人が選べるようにしなければならない。

浪費経済をやめなきゃダメですよ。要らないものは作らない。過剰なサービスとか…。電気はふだん余っちゃって、「使え、使え」って言うわけでしょ? 今時は自粛しろとか言ってるけど、大きなビルとかは夜中でも全部電気つけろっていう指令があるわけですよね。割引だということで無駄遣いをしているわけですよ。こういう浪費社会を転換しなければいけない。もっと「質実」と言ってね、実のある本当に必要なところだけにエネルギーを使う。しかも自然エネルギーをもっともっと導入してね。

ドイツなんか45%をめざして行ってるわけですよ。だからやる気があればできるわけですよ。だから結局は利権だけが問題で、原発利権にしがみついている連中が放さないで独占してるから、今の不幸があるわけですね。金のためなら命はいらないというようなやり方ですからね。それはやっぱりまずいですよ。基本的に間違っています。

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