原発のない社会をめざして すべての原発で安全性について再確認する必要がある

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すべての原発で安全性について再確認する必要がある

元国連核査察官で、現在はISIS(科学および国際安全保障研究所)所長を務めるデビッド・オルブライド氏という人がいます。核・原子力問題について、アメリカで最も権威ある専門家の一人として知られる同氏が、フクシマの事故について語っていました。
以下…






私にとって、この事故は前代未聞であり、深刻なものだ。あまりにも多くの原子炉が関係しているからだ。そのうえ使用済み燃料のプールから放射性物質が漏れるとは、誰が想像しただろうか。理屈の上では起こりうると思っていても、実際にそれが現実になるとは誰が考えただろうか。
(中略)

福島では原発から半径20㎞圏内の住民に避難、20㎞と30㎞の間の住民に屋内退避が指示されている。これに対してアメリカは半径50マイル(80㎞)の範囲で避難を指示した。一体この差はなぜ生まれたのか。これは両国の考え方の違いが原因になっていると思う。
(中略)
日本政府を批判するつもりはないが、原発近くに住んでいる住民への対応を見ている限り、国民を守りたいという気持ちはアメリカのほうが強いのではないかと、私は感じた。
(中略)

原発の建設には莫大なお金がかかる。したがって、どうしても長く稼働させようと考えがちだ。
福島第一原発では、1971年から運転が開始された1号機を始め、今回トラブルを起こした4機の原子炉はいずれもGEが設計したMark1という古い形式の炉である。私は70年代に、原子炉の安全性についての研究に長い時間を費やしたが、専門家の間ではMark1の評価は決して高くなかった。(中略)

「原発を管理する側は、このレベルの津波がくることを想定しておくべきではないか」。アメリカでも私はこの質問を何度も繰り返された。この問いに答えることはきわめて難しい。原発を管理しているのが、民間の企業だからだ。ここにジレンマがある。
つまりコストと安全の間で綱引きが行われる。安全面にお金を掛ければ掛けるほど、そのレベルは上がるが、企業で出せるお金には限度がある。その結果、大地震があったとき、原発事故が起きてしまうのだ。
(中略)

起こる可能性は低いが、起こると悲惨な結果をもたらすのが原発事故だ。仮に大災害が発生しても原発事故が起こる可能性をさらに低くする努力をもっともっとしなければならない。そのためにもまず、すべての原発で安全性について再確認する必要があるだろう。

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