原発のない社会をめざして 福島放射能の現状の真相はなぜ隠されるのか

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福島放射能の現状の真相はなぜ隠されるのか

【福島放射能の現状の真相はなぜ隠されるのか】
日刊ゲンダイ 2013年10月17日

あと7年 東京五輪までの放射能除染は到底無理。まったく、どこまで無責任な男なのか。「汚染水はコントロールされている」「港湾内に完全にブロックされている」「将来も健康に問題はない」――と、IOC総会で平然とウソをついた安倍首相は、きのう(16日)の国会答弁でも福島原発事故について、「状況はコントロールされている」と言い放った。IOC総会で大ウソをついた安倍首相は、あくまで「コントロールされている」「日本は安全だ」と言い張るつもりらしい。

しかし、福島原発の現状は、いつまでもウソが通用するような状況じゃない。8日には「港湾外」の海水から放射性物質が検出されたばかりだ。「港湾内」のセシウムの濃度が、1日で13倍にハネ上がる異変も起きている。コントロール不能に陥っていることは明らかだろう。

大新聞テレビは報じようとしないが、いま福島原発の「現場」は、かなりヤバイことになっている。2日に1回のペースでトラブルが起きる異常事態になっているのだ。しかも、〈誤って原子炉を冷やす注水ポンプを止めてしまう〉〈移送先を間違えて汚染水5トンがあふれる〉といった作業員のミスが次々に起きている。原発では、ちょっとしたミスが大事故につながる。

事故が続出している理由は、人手不足だ。毎日3000人が作業に当たっているが、リスクが高いために人が集まらない。いまや「現場はヤクザと素人だけ」と揶揄されるありさまである。

「作業員が集まらないのは、被曝するリスクが高いのに、賃金が安いからです。事故直後、3万円前後だった危険手当は、収束宣言以降、8000円程度に減らされている。これでは人は集まらない。東電の下請けが必死になって声を掛けているが、日を追うごとに集まりにくくなっています。深刻なのは、事故から2年以上たち、ベテラン作業員の線量が限界に達し、次々に福島原発を去っていることです。代わりに働き口のない高齢者が増えている。これでは事故処理は進まないでしょう」(「ルポ イチエフ」の著作があるジャーナリスト・布施祐仁氏)

福島原発の1~3号機は、放射線量が高すぎて、いまだに「建屋」に近づけない危険な状態。作業員のなかには「突然死」する人もいるそうだ。これでは作業員が逃げ出すのも当たり前だろう。

◇とうとう原因不明の病人が出始めた

ハッキリ言って福島原発の状況は、3・11の直後から少しも改善されてない。むしろ「汚染水問題」が新たに発生し、東電も、政府も、手に負えなくなっているのが現実だ。なにしろ、福島原発では、毎日400トンの汚染水が発生している。25メートルプールより多い量だ。せっせとタンクに移しているが、そのタンクからも漏れ始めている。いずれニッチもサッチもいかなくなるのは、目に見えている。しかも、この先、作業員はどんどん減っていく。

政府も、東電も、絶対に認めようとしないが、このままでは子供を中心に、いずれ深刻な健康被害が起きるのは間違いない。いまも福島原発は、セシウムやストロンチウムといった目に見えない危険な放射性物資を吐きつづけているからだ。海に流れた汚染水も、蒸発して雲になり、雨となって土壌を汚染し、農作物や畜産物を汚していく。一度、放射性物質を体内に入れてしまったら、取り返しがつかない。細胞をむしばみつづけていくからだ。

常総生活協同組合(茨城県)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城に住む子供の尿を調べた結果はショッキングだ。85人中、約7割の58人の尿からセシウムが検出されたという。子供たちは、食べ物から日常的にセシウムを摂取していた。

チェルノブイリ事故では、事故から7年後に小児白血病が急増している。日本もがん患者が急増する恐れがある。広島陸軍病院の軍医少尉だった、「内部被曝」の権威、肥田舜太郎医師はこう言う。

「なぜか政府は問題にしようとしませんが、すでに福島では原因不明の体調不良を訴える患者さんが出始めています。広島の時は、およそ3年後に体が疲れやすくなる原因不明の“ブラブラ病”患者が出始めました。がん患者は7~8年後に目立ち始めた。内部被曝の恐ろしさは、少量の放射性物質でも影響が出てしまうことです。どうやら政府も東電も『因果関係がハッキリしない』と、原発事故との関係を認めないつもりです。しかし、いくらフタをしようが、患者さんは増えつづけていきますよ」

よくも安倍首相は、IOC総会で「将来も健康に問題はない」などと無責任なことを口にできたものだ。

◇東京五輪の時はさらに悪化する原発

2020年の「東京オリンピック」までに原発事故を収束させることは到底不可能だ。あと7年で解決できるはずがない。
7年後は解決どころか、増えつづける汚染水の処理に頭を抱え、がん患者が急増しているだろう。たった1基、事故を起こしたチェルノブイリでさえ、事故から27年たっても事故処理は終わらず、いまだに一日数千人が作業に追われている。4基も事故を起こした史上最悪の原発事故が、あと7年できれいサッパリ解決しているわけがない。


なのに、安倍首相は「私が安全を保証します。状況は完全にコントロールされています」と世界に約束しているのだから、どういう神経をしているのか。無責任すぎる。この状況で世界のアスリートを迎えられるわけがないだろう。何が「おもてなし」だ。

東京でオリンピックを開催すれば、東京に公共事業が集中し、ますます原発作業員のなり手を減らすだけである。
「福島原発事故は、東電はもちろん、日本政府も解決できないと思う。安倍首相は『汚染水はコントロールできていない』『日本は危機的な状況にある』と正直に国際社会に向かって頭を下げ、助けを求めるべきです。このまま『コントロールされている』とウソを言いつづけたら、時間を浪費し、事態を悪化させるだけです。最悪なのは、安倍首相が『安全を保証します』と国際公約してしまったために、不都合な情報が隠蔽される恐れがあることです。それでなくても東電は情報を公開しようとせず、大手メディアも楽観論を振りまき、福島原発の現場で何が起きているか伝えようとしない。国民が気づいた時には、恐ろしいことになっている可能性があります」(原発問題に詳しいジャーナリスト・横田一氏)

いったい、安倍首相は何が目的で「コントロールされている」「安全は私が保証します」とウソを言いつづけているのか。このペテン男を引きずり降ろさないと、日本は本当に消滅してしまう。

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