原発のない社会をめざして 原発こそ秘密ダメ 福島作業員ら秘密保護法案に危機感

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原発こそ秘密ダメ 福島作業員ら秘密保護法案に危機感

秘密保護法案が成立してしまうと、原発に関わるあらゆることで箝口令が強まる恐れがあるというニュースです。
以下は東京新聞より転載です。








【原発こそ秘密ダメ 福島作業員ら秘密保護法案に危機感】
東京新聞 2013年11月30日

「原発に関わるあらゆることで、かん口令が強まるのではないか」。特定秘密保護法案が衆議院を通過したことを受け、東京電力福島第一原発で働く作業員らから懸念の声が上がっている。過酷な作業実態など、事故後、作業員の証言で明らかになった事実は少なくない。現場からは、「福島第一で起きている事実を伝えていく」という決意の声も聞こえてくる。

「誰が言ったか知らないが、作業の話は外で軽々しくするな」

高線量下での長時間労働が報道された後のある日、朝礼で現場総監督が声を張り上げた。「お前らの会社だけでなく、上の会社にも迷惑が掛かる。福島第一で働けなくなるぞ」。大声の脅しが続く。実態を明かした作業員は、嵐が過ぎるのを待った。

これまでも原発作業員には、原発で知り得たことを口外をしないというかん口令が敷かれてきた。誓約書を書かせる社もある。

秘密保護法が施行されれば、かん口令はより一層に厳しくなると作業員らは危機感を持つ。原発について秘密に指定されるのは、テロ対策にかかわる部分と政府は説明しているが「話してダメな範囲が分からないから、何も話せなくなる」とベテラン作業員はいう。

原発には、許可なく立ち入ることができない。その中で、作業員らの話で明らかになった現場の実態や問題点は少なくない。

汚染水を処理した水をためるタンクがボルト締めで溶接をしていないため、耐久性が劣ることが作業員の話で判明。被ばく線量が上限に達したり、コスト削減で待遇が悪化し、ベテランらが次々原発を離れ、人が集まらなくなっていることもわかった。高線量下の作業では、作業員が使い捨てになっている実態も明らかになった。

福島第一や第二に長年関わってきた技術者で地元企業会長の名嘉(なか)幸照さん(72)は「現場から安全性への疑問や問題点を告発できる体制がない限り、原発の安全は保たれない」と話す。原発での事故やトラブルを現場の人間が口にするのはタブーとされてきたツケが、福島第一原発事故につながったという悔いがある。「法が成立すれば隠蔽(いんぺい)体質の後押しになる」

福島第一で長年働く作業員は「原発の問題は命に関わる。法律があろうとなかろうと、今、原発で何が起きていて、何が問題かを伝えていかなくては」と話している。

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彼岸花さんへ

彼岸花さん、こんにちわ。
本当にこの秘密保護法案というのはダメダメ尽くしの超悪法ですね。
ただただ政府が都合よく国民を管理するのに役立つだけ!

今朝の朝日新聞のニュースでも報じていましたが、
世論調査でこの法案に賛成しているのはわずか25%の国民だけ。反対は倍の50%。
そもそも、世論調査というのは大抵…日中に固定電話にかけて調べるのでしょうから、
答えているのは情報に疎い高齢者と専業主婦の方がメインですよね?
ネット世代の若者の意見を聞けば反対はさらに膨れ上がることでしょう。
そんな法案をろくな議論もせずに無理矢理通そうとしているのだから、
まったく呆れてモノが言えない状態です。

>ジャーナリストたちの取材力の衰えを痛感させられました。
>なにかと便宜を受けて来たら、ペンの鋭さが鈍るのも当然です。

まさに、こういうところが問題の根本的なところかもしれませんね。
最近では、大手の新聞の記事などより週刊誌などの情報のほうがよっぽどマトモ(苦笑)
売血制度による肝炎撲滅のため、自ら売血者の群れの中に加わった本田氏などは立派な方だったと思いますが、
今の読売新聞などは頭がどうかしてしまったとしか思えない。
最近は、防空識別圏の事ばかりをせっせと報道しているようですが、
おそらくこれも秘密保護法案を成立させるためのアシストなのでしょうね。

もう、原発がとかTPPがとか…そういう個別の問題ではなくなってきてしまいました。
この国がリベラルな民主主義国家として成熟できるのか?
それとも戦前のような軍国主義に戻り、さらに世界に恥をさらしていくのか?
まさしく今が正念場なのだと思います。お互いに頑張りましょう!
いつもありがとうございます。合掌

No title

おはようございます。
それでなくとも隠ぺい隠ぺいの東京電力。そして政府。ジャーナリズム。
この法案が通れば、その隠ぺいにお墨付きがつくようなものですね。
3.11以降の大手報道機関のジャーナリストたちを見ていて、ジャーナリストたちの取材力の衰えを痛感させられました。いつか私が記事にしたことのある読売新聞元記者の本田靖春氏などは売血制度による肝炎撲滅のため、自ら売血者の群れの中に加わって取材し、ペンの力で厚生省、大蔵省、医学界、製薬会社と国民の無知、という巨大な敵に立ち向かい、ついに献血制度を作り上げるのに貢献しました。その時の無茶がもとで?肝臓癌に冒され、糖尿病で足切断、眼も見えなくなるという苦しい晩年。それでも記者魂を失わず、穏やかに清貧のジャーナリストとして生き抜きました…
東電の記者接待は有名ですね。
なにかと便宜を受けて来たら、ペンの鋭さが鈍るのも当然です。
『プロメテウスの罠』など一部の気概ある記事を除き、お仕着せの情報を
ただ垂れ流すだけの報道は目に余りました…
それが今度は『飴』ではなく『鞭』によって、さらに報道の自由度や公正性が失われていく危険が出てきそうです。
私たちは自分で原発情報を得ることはできない。
報道記者の頑張りか、内部告発によるしか、原発の内情を知ることができません。
これからはますます原発の様子は見えにくくなるでしょうね。
もんじゅ、なども。
出来るだけ公開して広く内外の知見を集めてこそ収束への道も開けるでしょうのに、『テロリズム』対策の名目でこれからますます国民の目から実情が隠されていくのでは、どんな失敗も知ることが出来なくなっていってしまうかもしれませんね。
国民が必死に見守っていてくれる、と思えばこそ、作業員の方々もわずかに誇りを持って職場に臨めるでしょうが、緘口令と相互監視のひどくなっていく職場では、士気も下がり、ミスも多くなるのではないでしょうか。

何から何まで心配なことばかりです。

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