原発のない社会をめざして 秘密保護法案 思想への介入を許すな

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秘密保護法案 思想への介入を許すな

【秘密保護法案 思想への介入を許すな】
中日新聞 2013年12月2日

特定秘密保護法案は副作用が極めて強い法案だ。「特定有害活動」など意味のあいまいな言葉を用い、公安当局などが活動しやすい状況をつくっている。国民の思想分野まで介入しないか心配だ。

「国家には秘密がある。だから、秘密を守る法律が必要だ」と、単純に考えてはいけない。現在も秘密を守る法律は存在し、新たな法律をつくらねばならない切迫した事実が存在しないからだ。

しかも、国民の「知る権利」をより窮屈にし、人権侵害などを引き起こす恐れのある、“欠陥法”をわざわざ制定すべきでない。情報の漏えいを防ぐならば、行政機関が管理を徹底する仕組みを充実させれば済む。国民に権力を向ける法案など不必要なのだ。

国家は初めから秘密を握っているのではない。米軍などからもたらされたり、外交ルートを通じる秘密もある。この法案は、国内の情報収集を活発化するという性質も帯びている。それを担うのが、公安当局などだ。

特定有害活動とテロの防止の項目が設けられているのは、そのためだ。前者はスパイ活動を指すと説明されるものの、条文の中には「その他の活動」という文言が入っている。定義を意図的にあいまいにしているのだ。

テロの定義は、人の殺傷や施設の破壊だけではない。「政治上その他の主義主張に基づき、国家若(も)しくは他人にこれを強要」する活動も含まれる。少なくとも、条文の表現はそう読める。日弁連も同じ解釈をしている。

そうなると、政治的な主張を声高に表明する行為も、テロリズムとなってしまう。国民の思想分野にも国家が介入しうる、異様な法案といえよう。

公安当局がこの法律のお墨付きを得て、さまざまな市民活動を監視することは十分に考えられる。刑事警察は事件の発生から動き始めるが、公安警察は事件性の予知だけで情報収集をする。

在日イスラム教徒の日常生活を詳細に調べた文書がインターネット上に流出した事件があった。警視庁が作成したとみられている。「国際テロ関連文書」とされるが、テロリストとは全く無関係の人々の個人情報が丸裸にされていた。こんな情報収集はプライバシー侵害そのものではないか。

非合法の監視手法を合法化しうる危険性が極めて高い法案だ。「官憲」が強権を振るった、暗い時代を思わず想起する。

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リエコさんへ

リエコさん、コメントをありがとうございます。
ざっとご質問にお答えいたしますね。

> 特定秘密とは軍事・外交機密のことであって、なんでもかんでも秘密に出来るわけではありません。

ところが、今の法案は政府に都合の悪いことは簡単に秘密にできるようになっているのです。だからあれだけたくさんの人々が反対を表明しているのですよ。

> これに反対するのは日本破壊やテロを企てている他国のスパイやテロリストくらいだと思います。

申し訳ありませんが、それも違います。
この特定秘密保護法には国連人権高等弁務官も「政府が不都合な情報を秘密扱いする可能性がある」と懸念を表明していますし、ちょっと多いのですが以下をご覧ください。

【市民団体・NGO】・グリーンピースジャパン・アムネスティ日本・全国市民オンブズマン連絡会議・NPO法人 情報公開市民センター・仙台市民オンブズマン・弘前市民オンブズパーソン・市民オンブズマン福井・市民オンブズマン兵庫、・市民オンブズ西宮、・市民オンブズ尼崎・市民オンブズマン石川・市民オンブズマンわかやま・NPO法人 情報公開クリアリングハウス・日本ペンクラブ・日本国民救援会・治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟・新日本婦人の会・盗聴法に反対する市民連絡会・日本平和委員会・プロジェクト99%・フォーラム平和・人権・環境・国際協力NGOセンター、関西NGO協議会、NGO福岡ネットワーク、名古屋NGOセンター・横浜事件を語り、伝える会・NGOs Civilian Platform JAPAN・日本消費者連盟・監視社会を拒否する会・文化団体連絡会議・図書館問題研究会 ・水源開発問題全国連絡会 ・新日本歌人協会常任幹事会・「平和への結集」をめざす市民の風・長崎の被爆者5団体・「特定秘密保護法案」に反対する劇団有志の会・環境NPO13団体

【秘密保護法反対・懸念・関係団体】・秘密保全法に反対する愛知の会・秘密保護法反対 共同行動・STOP!国家秘密法 広島ネットワーク・秘密保護法全国投票の会・秘密保護法制定許さない埼玉の会・特定秘密保護法案を考える市民の会 ・STOP!秘密保護法ネットワーク宮城・北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会・秘密保護法阻止奈良県連絡会・秘密保護法を作らせないネットワークいばらき・STOP秘密保護法ー信州ML・秘密保護法阻止福井県連絡会・秘密保護法に反対する新潟の会・日本福祉大学特定秘密保護法を阻止する学生の会 

【法曹関係団体】・日本弁護士連合会・青年法律家協会・日本民主法律家協会

【学者】
・憲法・メディア法学者・歴史学者・日本科学者会議・明治学院大学国際平和研究所(PRIME)有志・栗田禎子・千葉大教授ら中東地域を専門とする全国の研究者83人・「特定秘密保護法案」に反対する和光大学教員有志による声明・筑波研究学園都市研究機関労働組合協議会・日本アーカイブズ学会

【マスコミ関係】
・日本マスコミ文化情報労組会議・日本新聞労働組合連合(新聞労連)・日本民間放送労働組合連合会・映画演劇労働組合連合会(映演労連)・日本出版労働組合連会会(出版労連)・憲法と表現の自由を考える出版人懇談会・日本外国特派員協会・TVキャスター8人(鳥越俊太郎、田勢康弘、金平茂紀、田原総一朗、岸井成格、川村晃司、大谷昭宏、青木理)・日本出版者協議会・日本新聞協会・日本民間放送連盟・日本雑誌協会と日本書籍出版協会・自由報道協会・日本ジャーナリスト会議・日本脚本家連盟・草文会(20出版社の組織)・日本放送労働組合

【宗教団体】・日本カトリック正義と平和協議会・仏教、キリスト教などの宗教関係18団体 

【医療関係団体】・全日本民主医療機関連合会・全国保険医団体連合会・愛知県保険医協会・奈良県保険医協会・東京保険医協会・神奈川県保険医協会

【労働組合】・全国労働組合総連合・日本高等学校教職員組合・日本労働組合総連合会・航空労組連絡会・NHKの労組「日本放送労働組合」 

【政党・国会】・秘密保護法を考える超党派の議員と市民による勉強会・日本共産党・社会民主党・生活の党・新党 今はひとり(山本太郎)・緑の党・日本海賊党

【地方議会】・福島県議会・長野県坂城町議会・「特定秘密保護法案」に断固反対する近畿自治体議員有志


いかがでしょうか? 割愛いたしますが、まだまだこれだけではありません。私は、リエコさんご自身がこの法案に賛成しているということは尊重いたしますが、これだけの団体・個人をすべて“日本破壊やテロを企てている他国のスパイやテロリスト”と断定してしまうのは、いささか乱暴な意見ではないか? と思うのですがいかがでしょうか?
またのご意見をお待ちしています。合掌

No title

特定秘密とは軍事・外交機密のことであって、なんでもかんでも秘密に出来るわけではありません。
漏洩したら国民の命が危険に晒されるような秘密は保護するのが当然だと思いますが違いますか?
これに反対するのは日本破壊やテロを企てている他国のスパイやテロリストくらいだと思います。
私には反対している人たちは日本破壊の為のスパイ活動ができなくなるから反対しているように見えて仕方がないのです。
私は日本人なので特定秘密保護法には賛成です。
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