原発のない社会をめざして 私たちの進むべき道は 論説主幹・深田実

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私たちの進むべき道は 論説主幹・深田実

【私たちの進むべき道は 論説主幹・深田実】
中日新聞 2014年4月14日

読者は覚えていらっしゃるだろうか。2011年8月6日、本紙が原発に対し命や安全より経済性を優先させてはならない、と唱えたことを。それを今再び言わねばならない。

新しいエネルギー計画は、再生可能エネルギーの必要性を述べているが、おおもとは原発頼みと読める。欠落した視点が二つある。

一つは、安全性の確保である。

日本は世界有数の地震国だ。原子力規制委は厳しい審査をしているが、自然を相手に100パーセントの予見ができるわけではない。

また数十万人という住民避難は果たして実行可能か。たとえできたとしてもそれほどの避難を強いる発電設備は本当に必要なのか。代替がないわけでもない。

欧州では、炉心溶融が起きても溶けた核燃料を受け止めるコアキャッチャーという巨大巨費の設備を備えた原子炉が設計された。事故は拡大させないが、炉心溶融は起きうるという前提だ。

住民避難にせよ、最新の欧州炉にせよ、核の不安は人類最善の対処レベルをももはや超えてしまっているのではないか。

もう一つの欠けた視点とは持続性である。

そのエネルギーは長く使い続けられるのか、つまり人類は長く安心して暮らせるか。化石燃料には限りがあり、核燃料サイクルは行き詰まっている。

ドイツの核物理学者で、今年85歳になるハンスペーター・デュールさんは来日の折、こう話していた。…地球に届いた太陽エネルギーはほとんどが反射され、生物システムや植物によって保存されるのは1万分の1にすぎない。エネルギーの持続性を求めるのなら太陽を使いなさい、と。

むろん一案にすぎない。しかし持続性という言葉にはだれもが耳を傾けざるをえない。子孫には安全な未来を渡さねばならない。ドイツは風力を、スイスは水力をベース電源にしようとしている。

日本には風や太陽、水力に加え地熱も潮力もある。自然の力に満ちている。生かす技術もある。安全と持続性を考えれば道はおのずと決まってくる。原子力に頼らないことこそ、私たちの進むべき道と考える。

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小判ちゃんさんへ

小判ちゃんさん、こんにちわ。

>海流が激しい海に
プロペラを沈め発電する
画期的なシステムを作りましたよね!

はい。潮流発電の事ですね。私の知っている限りでも…
フランス、ノルウェー、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、インド、韓国、メキシコ、アメリカなどが実際に発電しているはずです。

瀬戸内海でもじゅうぶんできると思いますよ。
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/category6-4.html

今まで原発にじゃぶじゃぶつぎ込んでいたカネの一部を回すだけで、日本は自然エネルギー大国になれるはずなんですがね~。
アホな政治家ばかりしかいないということが、日本の最大の不幸ということですかね?

いつもありがとうございます。合掌

No title

確か、外国で
海流が激しい海に
プロペラを沈め発電する
画期的なシステムを作りましたよね!
瀬戸内海でもできるのでは?
無理かな?
でも、いろいろな方向を考えるべきですよね!
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