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福島第1原発、汚染水問題 二つの切り札 先行き不透明

【福島第1原発、汚染水問題 二つの切り札 先行き不透明】
河北新報 2014年5月4日

福島第1原発事故の汚染水問題で、解決の切り札とされる凍土遮水壁の建設計画と、放射性物質トリチウムの処理が足踏みしている。遮水壁は安全性を疑問視する原子力規制委員会が認可しておらず、トリチウムは処理方法が決まらない。先行きに不透明さが増している。

遮水壁をめぐり、規制委は4月下旬、建屋への地下水流入の抑制量や地盤沈下の可能性などについて質問する文書を東京電力に提出。東電は2日の規制委検討会で回答したが、規制委は安全性や実効性を慎重に審査する方針を示し、認可の見通しは立っていない。

遮水壁は、汚染水増加の原因となる地下水流入を止める抜本策と期待されている。東電による規制委への認可申請が3月上旬と遅れたこともあり、6月予定の着工には黄信号がともる。

経済産業省資源エネルギー庁は「これまで規制委も加わって計画を検討してきた」と強調し、ここに来て「待った」をかける規制委に不満を隠さない。規制委は「われわれがどこに注目しているかは、これまで検討の場で明らかにしてきた」と反論する。

トリチウムの処理はさらに困難を極める。汚染水を浄化する多核種除去設備ALPS(アルプス)でも取り除けない上、除去技術も未開発だ。

政府の汚染水処理対策委員会の専門家チームは4月下旬の会合で「海洋放出」「大気放出」などの方法と、「そのまま」「希釈」「分離」の3パターンを組み合わせた16の選択肢を示した。

会合では、エネ庁側が、規制基準も踏まえ絞り込みができないか規制委に打診。規制委は「現行の規制では『希釈して海洋放出』『希釈して大気放出』しかない」と応じた。処理策についての結論は先送りした。

政府は凍土遮水壁に加え、地下水の供給源となる雨水の浸透を防ぐ敷地舗装やタンク増強を実施すれば「トリチウム以外の問題は2020年度末までに解決できる」と強調する。だが、凍土遮水壁という「入り口」と、トリチウム処理という「出口」がともにふさがっているのが現状だ。

[凍土遮水壁]第1原発1~4号機建屋の周囲約1.5キロの地中に管を入れて冷却剤を循環させ、凍った土で地下水の流入を止める。来年3月の凍結開始を目指している。

[トリチウム]半減期は約12年。弱いベータ線を出す。過去の核実験や原発排水でも大量に放出されている。主に水として存在する。生体への影響は放射性セシウムの約1000分の1。

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