原発のない社会をめざして あの時代、今と重なる 反戦小説家演じる大竹しのぶさん

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あの時代、今と重なる 反戦小説家演じる大竹しのぶさん

【あの時代、今と重なる 反戦小説家演じる大竹しのぶさん】
朝日新聞 2014年1月24日

大竹しのぶさん

昨年12月、たくさんの反対や懸念の声を押し切って秘密法が成立した。大竹さんも、反対する映画人の会に名を連ねた。

「なぜこの法律が必要なのか、詳しい説明もないまま乱暴なやり方で通ってしまった。そのことに恐ろしさを感じる。上のほうの、物語をつくる人たちによって決められ、違う方向に動かされていくような。演じながら、太平洋戦争を始める前ももしかしたらこんなんだったのかなって思いました」

「『お上』が作った物語に流されるのではなく、自分たちで考えることが大事。震災や原発事故以降、多くの人たちが今まで考えなかったことをきちんと考えなくちゃいけないと思ったはずです。みんなで節電しましょう、とか。なのに、いつのまにか考えなくなってしまった」

敗色が濃くなってきたある日、芙美子の母は「夫、戦死、靖国の神になりました」と書かれた、知人の死を知らせるはがきを受け取る。

昨年末、安倍晋三首相が靖国神社に参拝。中韓両政府は反発し、米政府も「失望した」と談話を出した。

「特攻隊の人たちは、自分が死ぬことで(戦争を)やめてくれ、という思いだったと思う。安倍総理は御霊(みたま)をねぎらうのがなぜいけないのですかということをおっしゃっていた。しかし、特攻は美しいことではなく、残酷で、二度とあってはいけないこと。それをもっともっと知らせることのほうが大切なのではないでしょうか」

10年春に亡くなった井上さんは生涯、反戦を訴え、憲法改正に反対した。

「国のことを考えるのは、私たちが選んだ国会議員。みんなの意見の代表のはずなのに、私たちが考えていることとの間に差がありすぎる。井上さんがずっと叫んでいたように、憲法が変わることは絶対に阻止しなくちゃいけないと思う。知らないうちに『あれ、ちょっと言葉が変わってない?』みたいなことにならないように」

日本はきれいに負けるしかないと主張する芙美子。「非国民」と言われ、日本が嫌いなのかと問われ、こう歌う。「私は日本を愛してる。この国、滅びるにはあまりに素晴らしすぎるから」

「3・11が起きるずっと前から、原発は本当に怖くないのかと(歌手の)忌野清志郎さんらがずっと訴えていた。でも、私たちはそれに耳を貸そうともしなかった部分もあった。そして、福島が住民が帰れない状況になってしまった」。今、ひとごとではなくて、一人ひとりが自分のこととして日本を考えていかないと、と何度も繰り返した。

物語の終盤、芙美子は戦に打ちのめされた庶民の悲しみを伝えようと決意する。「歴史の本は私たちのことをすぐにも忘れてしまう。私たちがどんな思いで生きてきたか、どこで間違って、どこでその間違いから出直したか、今のうちに書いておかなくてはね。私たちが自分で地獄をつくったということを」

大竹さんが一番伝えたいせりふでもある。

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