原発のない社会をめざして 福島事故後 未使用640キロ プルトニウム報告漏れ

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福島事故後 未使用640キロ プルトニウム報告漏れ

【福島事故後 未使用640キロ プルトニウム報告漏れ】
東京新聞 2014年6月8日

各国が国際原子力機関(IAEA)に毎年行っているプルトニウム保有量報告で、日本が二〇一二年以降、原子炉に入れたが東京電力福島第一原発事故の影響で使われなかった燃料内のプルトニウム六百四十キロを含めていないことが七日、分かった。核爆弾約八十発分に相当。大量の核物質を持つ日本には国際社会の厳しい視線が注がれており、報告漏れは疑念を招きかねない。

政府は意図的な過少報告でないとしているが、兵器転用可能なプルトニウムが実態通り報告されておらず、国内外の専門家は日本の認識の甘さを指摘している。日本が保有するプルトニウム総量は約四十四トンとされてきたが、実際は約四十五トンに上る。

問題のプルトニウムは九州電力玄海原発3号機(佐賀県)の混合酸化物(MOX)燃料に含まれる六百四十キロ。一一年三月、定期検査中の原子炉に入れられたが、原発事故を受け、運転再開できず炉内に置かれたままだった。

二年後の一三年三月、未使用のまま炉から抜き取られ、今も燃料プールに保管、IAEAの査察対象となっている。しかし政府は一二年、全国の原子炉施設にある一一年末時点の未使用プルトニウム量について、一〇年末の二・二トンから一・六トンに減らしてIAEAに報告。玄海3号機の炉心にMOX燃料を入れたことが理由で、昨年も一・六トンで報告している。

担当の原子力委員会事務局は「炉内にある燃料は使用中と見なし、以前から報告対象外。核テロ対策上も問題ない」と説明するが、専門家からは「どこにあろうが未使用のプルトニウム。報告に反映すべきだ」(オリ・ヘイノネン元IAEA事務次長)と問題視する声が上がっている。

専門ウェブサイト「核情報」(田窪雅文代表)がこの問題に気づき共同通信が関係機関に取材した結果、報告漏れが判明した。今春まで原子力委員長代理だった鈴木達治郎長崎大教授は「委員会が気付かなかったのは反省材料。今回の教訓を踏まえ改善の努力をすべきだ」としている。

<日本のプルトニウム> 

日本は核燃料サイクル政策を推進し原発の使用済み燃料を再処理して抽出したプルトニウムやウランの有効活用を目指してきた。国内や英仏で再処理したプルトニウム44トン超を保有し、非核保有国としては最多。

単純計算で核爆弾5500発分以上に相当する。国内で再処理したものはMOX粉末などで保管。海外での再処理分はMOX燃料として日本に戻され、燃料プールに貯蔵される。福島の原発事故前は原発16~18基でMOX燃料を使いプルトニウムを消費する予定だったが、事故後、不透明に。

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