原発のない社会をめざして 私たちは何を間違ったのか?

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私たちは何を間違ったのか?

武田邦彦教授のブログから転載です。
私のサイトをご覧くださっているような方はとっくにご存じだと思いますが、武田教授は、ほぼ毎日のようにブログを更新して、私たちに貴重な情報を提供してくださっています。まだご存じない方は…リンクに貼らせていただいておりますので是非一度ご覧ください。







「私たちは何を間違ったのか?」

目の前でこれほどの原発事故が起こったのに、まだ「原発は安全だ」を繰り返す人たちがおられます。
私たち(原子力関係者)は、何を間違い、どうしてこんなに多くの日本人の心と体を痛めたのでしょうか? 科学技術者は自ら好きなものを研究することができますが、それは多くの人に迷惑をかけないことが最低の条件です。

これほど大きな災厄(心配も含めて)をもたらしたのですから、原子力の関係者はこの事実を真正面から見つめることから始めなければならないでしょう。
「真実を見るには勇気がいる」(ダーウィン)
たとえ、それが友人を失い、職を去らなければならなくても、科学者の誠実さはそこにこそあるからです。

第1に、「軽水炉」は「核反応が爆発的に起こる」ことが「自律的に防止」できると思っていたからです.
第2に、若干の誤解をもたらすかも知れませんが、簡単に言うと「崩壊熱を忘れていた」ということ、そして、
第3に、「技術は事故が起こることを考えておかなければならない」ということを忘れていたこと、
に集約されると思います.

そして、知識もあり分別もある人たちが、こんな簡単なことを忘れた深層の理由は、
(1)自分たちは偉い(判断力がある)と思っていた、
(2)国の支援を受けていた、
(3)原子力村の利権にまみれていた、
を上げることができるでしょう。
(中略)

そして、今でもまだ多くの原子力技術者は思い至っていないのですが、「技術はどんなに信頼性が高くても、事故が起こることを想定しておかなければならない」という基本中の基本を忘れたか、あるいは考えたくないとしていたのです。
原発が事故を起こして、レベル7になっても、原発からでる放射性物質を巨大なフィルターを持った「放射性物質吸いとり器」でとったり、素早く多くの人を待避させたり、田畑にビニールシートを貼ったり出来たはずです.
若干の被爆者を出しても、すぐ健康診断をして防護措置を講じれば、放射線の障害も減らすことができます。

でも、現実は正反対になってしまいました。責任回避を狙った政府は、こともあろうに「健康に影響がない」と繰り返し、原子力の推進をしてきた学者も口をそろえました。ヒコーキが墜落して、負傷者が苦しんでいたら、一刻も早く病院に運ぶのは当然ですが、「キズは大したことはない、化膿することもない」などといって放置していたのと同じ結果になりました。

すべては準備不足でしたし、すべては判断が甘かったのですが、今でも同じ状態が「もんじゅ」も、他の軽水炉(原発)も続いているのに、どうも準備が始まりません。
地震や津波、そして洪水、想定外の竜巻や落雷など自然災害も多く、決して毎日が何も起こらないわけではありません。そしてそれは明日にも来るかも知れないのです。
なにをしているのか?と私はいぶかしく思います.専門家、自治体、そして電力会社は全力で「次の原発災害」の防止に取りかからなければならないでしょう。

また、「2度と起こらないだろう」などと思っていると、同じ事になります。
(平成23年6月2日 午後2時 執筆)

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Re: 菅降ろしの本当の理由は…原発利権。

ゆうつさん。コメントをありがとうございます。
私も「大連立」はあやしい話だと思っています。
それらの議論に関わっているのは、見事に原発推進の人達ばかりですもんね。

菅さんが、孫社長にたぶらかされて(?)、うっかり脱原発的発言をしてしまったから、
それで…「とにかく一日でも早く菅さんを引きずり降ろしたい」という裏の事情もありそうです。

「大連立で日本はまた原発建設に戻るのですか?」
うーん、難しい問題です。
いちおう…最新の世論調査では、原発廃止・縮小を望む意見が過半数を超えましたね。
しかし、これから実弾がバンバン飛んで…推進キャンペーンが盛り返すのでしょうから、
まだまだ予断を許さない情勢だと思います。

だからこそ、みなが声を上げていくことが大切なんだと思います。
推進派の議員は選挙で落とす。
官僚の天下りをさせないようにする。
署名やデモなどに参加する。

やり方はいろいろとあるでしょうが、一人一人がしっかりと「嫌だ!」と表明することが、
危険な原発をなくす近道なのでしょう。

菅降ろしの本当の理由は…原発利権。

菅降ろしの本当の理由は…原発利権。

既存の原発利権を手放したくない自民党員、石波氏、小澤氏。
地下式原発、推進の鳩山氏、安倍氏、自民の平沼氏、森氏。
青森大間原発建設推進の民主岡田氏。
原発関連の天下り先を失いたくない官僚。
電力会社から多額の広告費を貰い続けたい民放。

脱原発政策を打ち立たてられた首相は50年間で菅さんだけでした。
大連立で日本はまた原発建設に戻るのですか?
教えてください。
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