原発のない社会をめざして 熱は太陽の恵み、賢い電気の使い方

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熱は太陽の恵み、賢い電気の使い方

週刊朝日に掲載されていた、作家の広瀬隆氏の言葉です。






真夏のピーク電力を減らすために、「エアコンを使わず、家庭のライフスタイルを変えよ」という言葉がはやっているが、そもそも読者は、冷蔵庫から電灯、テレビ、パソコン、冷暖房、風呂、台所まで含めたすべての家庭のエネルギー消費の中で、冷房エネルギーが占める比率が何%であるかをご存知だろうか。(中略)

最近の資源エネルギー庁「平成21年度エネルギーに関する年次報告」による2008年データによれば、家庭エネルギー全体のわずか2%である。

それに対して、給湯30%、暖房24%が圧倒的に大きく、これに台所8%を加えると、熱エネルギーとしての利用率は62%にも達しているのだ。これらの熱を、すべて電気から生み出そうという愚かなシステムが、電力会社によって仕組まれたオール電化住宅であり、電力の消費量がますます無駄に増えるように誘導されてきたのである。(中略)

本来、絶対に電気でなければならないものは、電灯(照明)と、テレビ、パソコン、電気掃除機、洗濯機などのエレクトロニクスと電動器具だけなのである。それよりはるかに大量の部分が熱エネルギーとして使われ、それを電気でまかなおうとするため、膨大なエネルギーのロスを生み出してきた。

利用率が62%にも達している熱を生み出すために電気を使う場合、発電所で熱エネルギーを出して水蒸気をつくり→発電機を回転させる運動エネルギーに変換し→電気エネルギーに変換する。このようにエネルギー変換をするたびに、膨大なエネルギーのロスが出る。原発では70%の熱を海に捨て、最高のエネルギー効率を誇るガス・コンバインドサイクルでも40%の熱を海に捨てなければならない。(中略)

太陽エネルギーの有効利用をどのように考えるべきかといえば、みなが太陽、太陽と言っているのは発電用ソーラーパネルのことばかりで、太陽熱の利用について言及していないことから、基本的な間違いを犯しているのである。太陽の恵みを考えた場合には、「太陽光発電」のエネルギー転換効率に比べて、「太陽熱」温水器のほうが、実は数倍もエネルギーの利用効率が大きくなるのだ。

太陽エネルギーの大きさは、条件のよいところでは1平方メートルあたり1キロワット時ある。年間の日照時間が約二千時間の東京では1平方メートルあたり1年間に2千キロワットの太陽熱が得られる。これを石油に換算すると、189リットルに相当するほど膨大なエネルギーである。家庭での暖房・給湯用の熱利用量は石油換算で1世帯あたり年間約740リットルである。

したがって、効率を50%とすれば、計算上は、屋根面積が5畳より小さな、ほんの8平方メートルあれば、太陽熱で740リットルすべてをまかなえることになる。日なたで布団を干すのと同じように、このような方法こそ太陽エネルギーの理想的な使い方なのである。

価格も太陽光発電システム(3キロワット)の約200万円に対し、タンクを屋根に置いて水を直接温める「太陽熱温水器」は約30万円ですむ。タンクを地上に置き、不凍液が循環して水と熱交換する「ソーラーシステム」でも約90万円ですむとされている。

TO BE CONTINUED

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