原発のない社会をめざして 熱は太陽の恵み、賢い電気の使い方②

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熱は太陽の恵み、賢い電気の使い方②

前回の続きです。







その熱利用の重要性に気づいて技術者が考え出したのが、コジェネ革命であった。日本の一般世論が、日本で成功しているエネルギー革命についてまったく知らずに、視野狭窄のまま、自然エネルギーだけが頼りであるかのような議論を展開しているのは、まったく時代遅れなのである。

廃熱を捨てずに利用するコージェネレーションシステムは、電気と熱の両方を生み出し、同時に利用するシステムで、日本語では熱電併給とも呼ばれる。これを使えば、現在は30%程度にとどまっているエネルギーの利用効率を90%にも高めることができるのだ。

熱と電気を同時に生み出す小型の高性能発電機として代表的なものが、工業用・オフィス用として開発されたマイクロガスタービンと、家庭用の燃料電池である。電気を使えば使うほど熱(お湯)を生み出す燃料電池は、電池と勘違いされやすい名称だが、実際には小型の高性能発電機である。

そこで、まぎらわしい燃料電池という名称を使わず、現在ではエネファーム(エネルギーを生み出す農場)の名で市販され、わが家ではすでに6年近く使用している。大変にバランスよく熱を供給し、一石二鳥の「電気も起こせる給湯器」である。

エネファームのすぐれた特徴は、光化学スモッグの発生原因となるような有害物質がまったく出ないことだ。出るのは水だけ、という完璧なクリーン発電機である。

家庭に設置でき、都会では都市ガスを使い、都市ガスが来ていない地域ではLPガスを使って、電気とお湯をふんだんに生み出すエネファームは、「電気は買う時代から、つくる時代へ」という新時代をリードする発電機のエースである。

エネファームを使うと年間5~6万円の光熱費を削減できるのだから、10年間で50万~60万円が戻ってくる計算になる。これに太陽光発電と太陽熱温水器を組み合わせたデュアルソーラー住宅も発売されている。

一般家庭の電力使用のほぼ全量をまかなうことができ、光熱費を55%削減できるようになっている。福島原発メルトダウン事故のあとは注文が殺到しているというから、嬉しいことである。

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非公開コメント

No title

はい、おっしゃる通りです。
ですから、低コストで安全に原発並に発電できる技術ができるまで不可能だと申したのです。
ですから、タイミングの問題だと申したのです。

太陽光発電に全ての切り替えるなんて話もありますが、今の技術だと天候により不安定というのもありますし、厳しいでしょうね。

以上が理想主義者の私からの意見でした。
ご回答ありがとうございました。
楽しかったです。ではまた。

Re: No title

ぽっきーさん。コメントをありがとうございます。
「ミツバチの羽音と地球の回転」はもちろん知っています。
私の友人も、鎌仲監督の映画の上映会を企画したりしていて、よく話題にも上るので…大体の映画の主旨は理解しているつもりですが、タイミングが合わず残念ながら私はまだ見ていないのです…

近いうちに機会を作って、ぜひ拝見してみたいと思っています。
貴重な情報をありがとうございました。合掌

Re: No title

何でも議論さん。再度のコメントをありがとうございます。
もちろん…私も「自然エネルギー」の利用が一番良いと思っています。
ただ、今のところ全ての自然エネルギーを併せても、総電力のわずか数%を賄えるに過ぎず、すぐには「原子力」の代わりにはなり得ない状況です。

「危険な原発を止める」ことを大前提とするならば、まずは速やかに原子力を天然ガスに切り替えて、当面の電力不足をしのいでおいて、そこから自然エネルギーへの移行を進めていくのが現実的な選択でしょう。

多少の時間稼ぎさえできれば、ソーラーや風力の発電効率も上がっていきますし、蓄電の技術も飛躍的に向上することでしょうから、そう遠くない将来には…何でも議論さんの理想とするような状況に近づいてくるのではないでしょうか?
早くそういう日が訪れてほしいと、私も強く願っています。
ご意見ありがとうございました。合掌


No title

 最近、ミツバチの羽音と地球の回転を見て、鎌仲監督のお話を聞きました、帰りにDVDヒバクシャ世界の終りにを買ってみました。
 日本でも、是非、地産地消で電気を作り、バイオマスで、ごみから電気を作り地域で売電送電のロスカット北欧の徹底した生活そのものを見直し有害物質を極力発生させない賢い生き方がこの日本にも定着するように、なればいいなあと思います。
 一度ミツバチの羽音とで検索してみてください。凄く参考になると思います。
 今、友人にどんどんDVDを貸出してみてもらってます。小さなことからですが、私のできること探して、原発止めたいです。

No title

返信ありがとうございます。
あったんですね、低コストで安全に原発並に発電できる技術が。
ガス発電ですか…。
もし、原発の代わりとして使うのであればやはり、今は自然エネルギーを使用した発電が好ましい気がします。
地球温暖化に対して積極的に取り組んでいる日本ですから。
天然ガスも自然に優しいと言われますが実質は汚染物でますし、火力の2割程度燃費がいいんだったかな…。
私はこれを前提にしていたので、低コストで安全に原発並に発電できる技術があればと表現させて頂きました。
無論、天然ガスによる汚染物質の方が放射能よりも安全です。
しかし、天然ガスが大量にあったとしても、有限で将来性に不安があり、地球温暖化対策においても完全ではない天然ガスを用いるよりも、自然エネルギーであるほうが将来的に考えると良いと思います。
子どもや孫の代に禍根を残さないためにも…を達成する為には、自然エネルギーが一番良いと思います。
自然エネルギーであれば、発電にかかるコストは0です。かかるのは建設代とメンテナンス代でしょうか。
汚染物質も出さず、極端に環境が急変しない限り将来性に不安はありません。

代替エネルギーについてですが、火力発電も燃料は石油や天然ガス等です。
火力発電と少しのガス発電で行えば、もし石油コンビナート爆発や輸入相手国の状況で売れなくなったということになれば、いっきに電気がなくなっねしまいます。
つまり、これが先程いいました、将来性の不安のことです。
ですから、自然エネルギーを使ったほうが良いと申したのです。

増税はないということですが、電気代の増加も税金の増加もそうかわらないですし、負担は同じです。
ですから、やはりタイミングが悪いと思いました。

しかしながら、国民は脱原発を訴えているので、新総理も支持率のためにやるというかもしれませんね。
また、結局できませんでしたということにならないことを祈ります。

Re: No title

何でも議論さん。コメントをありがとうございます。
まず、「電気が足りない」というのは原発を推進したい人達が捏造するプロパガンタで、基本的には既存の火力や水力で電力は全て賄えることがデータにはっきりと示されています。

もちろん…ギリギリでは危ないので、バックアップ電源を確保するために、何基かのガス発電所などを新規に建設しなくてはいけないかもしれませんが、その程度ならば(そのためにわざわざ)増税をするほどの必要はないでしょう。

また、あまり知られていませんが、「低コストで安全に原発並に発電できる技術」ならすでに存在しています。
それは、「ガスコンバインドサイクル発電」です。
原発は、実際には運転コストも高く…しかも総発熱量の3割程度しか「電気」に変えられないのに対して、ガスコンバインドなら6割もの熱を変換することができるそうです。
しかも、天然ガスの価格は下がっていく傾向にあり、近い将来には…日本の近海にもたくさん埋蔵されている「メタンハイドレード」も使えるようになるでしょうから、私は「代替エネルギー」についてはあまり心配する必要はないと考えています。

むしろ、危険な原発を止め…新エネルギーへの移行の道筋を国がはっきりと示すことによって、(ソーラーや風力なども含めた)新エネルギーの事業に参入しようとするベンチャー企業なども出てくるでしょうし、日本の経済は活性化していく方向に向くのではないでしょうか?

原発の廃炉費用などに関しては、確かに難しい問題ですよね。
ただ、すぐに廃炉にしないのだとしても、それは後の人間にツケを回すだけのことになります。
しかも原発を動かし続ければ、「核のゴミ」は貯まっていく一方で、その処理費用はどんどんかさんでいくことになるでしょう。
しかも、もし次のフクシマ級の事故が起こったとしたならば、今度こそ日本の経済は終わってしまうでしょうから、増税や電気料金の値上げは確かに困りますが、子どもや孫の代に禍根を残さないためにも…これらの問題は「今」の私たちが考えなければならないことなのだと思っています。

またのご意見をお待ちしています。合掌

No title

こんばんは。
私は、原発については反対です。
事故もあり、世界各国が脱原発に向けて行動しはじめている所だと思います。
日本の国民も脱原発を訴える人が増えています。
私も早く別の発電方法に変えてしまえばいいと思いますが、そのためにかかるお金が問題です。
ドイツでは1990年に廃止された、原発の処理が今でも続いているそうです。
勿論、多大なお金がかかっていますし、その仕事をする人も命の危険があります。
それよりも原発が多い日本なら更に時間とお金がかかってしまいます。
それに、その原発の代用となる発電所を作るお金も必要です。
発電所を建設する土地も必要です。そうすれば、またその土地を買うためのお金が…(省略)
脱原発を実行するには、復興増税をし、更に原発を廃止するため増税をする必要があります。
しかし、今は不景気で大震災までも起こってしまいました。
そんな中で更に原発の廃止となると、ますます経済が悪くなってしまうかもしれないのです。
ですから、低コストで安全に原発並に発電できる技術ができない限りは、とりあえず今は難しいかもしれません。
義援金はするが復興増税には反対する国民ですし。
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