原発のない社会をめざして 今こそ新しいイノベーションを起こすチャンス

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今こそ新しいイノベーションを起こすチャンス

フクシマの原発事故に端を発するエネルギー需給の問題は、日本の産業の未来や国民の暮らしに暗い影を落としています。
しかし、一橋大学イノベーション研究センター長・教授の米倉誠一郎氏は、このような時こそ新しいイノベーションを起こすチャンスであると、脱原発への道を訴えておられました。
以下は…「週刊ダイヤモンド」の7月9日号より抜粋して転載です。






……日本大震災後の日本はどうあるべきだと思うか。

私のなかでははっきりしている。脱原発で世界のリーダーになるしか日本に残された道はない。
脱原発というと、自然エネルギーのように供給サイドの議論ばかり盛り上がっているが、じつは需要サイドの革命のほうが大きい。松下幸之助も言っているように、3%のコストリダクションは難しいが、30%ならできる。発想を根底から変えればいいのだから。

(六本木ヒルズにある執務室の照明を指さして)このデザイン照明なんか明らかにムダ。エネルギーがあるということを前提に作っているから、明るさよりデザイン優先になっている。LEDにして背面に反射板を付けたシンプルな構造にするだけで効率は全然違う。

この夏、日本の電力が足りないのなら、いっそ5割くらいの生活にしてしまう。それでも決して不便ではない社会をつくるというのは、ものすごいチャンスだ。

……後ろ向きの話が、ビジョンの打ち出し方次第で前向きになる。

そのとおり。そもそもビジョンには根拠なんていらない。1961年5月25日にケネディ米大統領は、上院議会で「今後10年以内に人間を月に着陸させる」と演説した。その直前の4月12日にソ連が有人宇宙飛行に成功したのだが、それまで米国はロケットを軌道に乗せたことすらなかった。なのに、とにかくやる、難しいからこそ、重要だからこそやるんだと言った。

それを聞いたMIT(マサチューセッツ工科大学)やバークレーの学生たちが興奮してNASAに入った。実際、69年にアポロが月に行くわけだが、そのときのNASAの平均年齢が28歳だったというから、まさにケネディの演説の翌年に入った連中が月面着陸を担ったということ。

日本だって「この10年以内に脱原発をして、10分の1の電力で暮らせる社会をつくる」とでも宣言すればいい。電力が足りないなら足りないなりの暮らしをすればいい。今後も原発を維持して、これまでどおりの生活を続けたとしても、世界の人は誰も日本を尊敬なんてしないし、日本は変わったなんて言ってくれない。

やっぱり私は、原発は悪魔のテクノロジーだったと思う。核廃棄物の問題をはじめ後の世代に負担をつけ回すというのはあまりにも無責任。もうこのテクノロジーからはきっぱりと手を引くべきだと私は思う。新しいイノベーションの種はいくらでも出てくる。

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コメントのお礼

コメントをありがとうございます。
私のブログが少しでもお役にたって、未来に明るい希望を感じていただけたならば…これほど嬉しいことはありません。

わずかな「利権」を必死に守ったとしても、もはや原発には未来はないでしょう。
それに比べて…代替エネルギーの市場は、今後すさまじい勢いで成長していく分野であり、ここにこそ日本が再生を果たし生き残る唯一の道があるのだと思います。

この流れに乗り遅れてはいけません。そのためにも一日も早く…完全なる「脱原発」を正式に表明して、今まで原発のために無駄に使ってきた予算を、「代替エネルギー」の開発のために回すべきでしょう。

「いつの時代もこれからも、進化は常に民衆の底辺から始まるのだと痛感します」
まったく同感です。
先日の、東京の明治公園で開かれた「さようなら原発1000万人アクション」の集会に参加した…あれだけの「人」、「人」、「人」。たとえ1人ひとりの力は小さくとも、その力が合わさって生まれるエネルギーはすさまじいものがあります。
このエネルギーを、さらに大きなうねりに変えていくことができれば、必ず日本中の原発を止めることができると信じています。

こちらこそ勇気をいただきありがとうございました。またのご意見をお待ちしています。合掌

No title

うみそら居士さん、情報の提供に感謝いたします。

記事やコメントを読み、脱原発のイノベーションこそ、真に推進すべきだと確信し、明るい希望を垣間見た気がします!

原発推進派の人々は、既得の利権を捨てきれずに、姑息な手段を次々と打ってきますが、そんな卑怯な奴らに、絶対に屈しちゃいけませんよね。

新しい時代の幕開けは、資本家や政治家や学者から始まるんじゃない。
いつの時代もこれからも、進化は常に民衆の底辺から始まるのだと痛感します。
自らの利権を守るために働く人々に、明るい未来を想像する力はありません。

利害損得に犯されず、純粋たる優しさから、未来を憂いて行動がおこる。
そこに、既存の歯車をぶち壊す原動力があることを発見し、大きく勇気を頂いたように感じております。謝意


彼岸花さんへ

彼岸花さん。コメントをありがとうございます。
そういえば…ある経済評論家が大真面目な顔をして、「原発をやめて、江戸時代の生活に戻れるのですか?」などと言っていましたが、フルで発電をしていたとしても、総電力の24%程度しかない原発をやめただけで、どうしてそのような極端な結論になるんですかねえ(苦笑)?

しかも、拙ブログでも何度も取り上げているように、そもそも原発がなくても基本的に電力は足りているのです。
確かに、それだけでは真夏のピーク時などには少々心許ないかもしれませんが、各電力会社が2~3基ずつ新世代のガスコンバインド発電所でも作れば、当座の電力問題など一気に解決することでしょう。

そうして数年間を乗り切れれば、その間に風力や太陽光など…自然エネルギーも躍進的に進歩していくでしょうし、「オーランチオキトリウム」や「メタンハイドレード」などの新技術もどんどん実用化していくに違いありません。
彼岸花さんがおっしゃるように、
「新しく豊かなライフスタイルを生みだす自然エネルギー先進国になって、世界をリードしていく」
という状況は決して夢物語ではないと思います。

後は、米倉氏のおっしゃるとおり、「やる気」の問題だけでしょうね。

No title

ほんとにその通りですねっ!
もう、拍手拍手です!

原発ないとダメという人々は、まず、原発に代わるものを言いなさいよ、
という。反対派の人びとはいろいろ言いたいけれど、これまで
原子力ムラに自然エネルギーの開発推進を妨害されてきたから、実績がない。
つい口をつぐんでしまう…。
その悪循環を、いい加減で辞める時ですね。
やる前に『出来るはずない』という。そうしてやらない。
この考え方をやめなければ。
3.11以降、国民は少し学びましたね。今までの生活が無駄が
多すぎたのだということを。でも、そこで、
生活を縮小する=生活が貧弱になる、と考えがち。
昭和の、何もない頃に戻るのか!、とかね(笑)

原発を捨てることが、きっと、新しい技術革新や、産業や、新しく豊かな
ライフスタイルを生みだす。無論雇用も。

私も、日本が世界でさすが!と言われる国、自国民が誇りを持てるような
国になるには、自然エネルギー先進国になって、世界をリードしていく
くらいになること、それしかないだろうと思っています。
開発途上国に原発技術を輸出したって、福島の
二の舞を踏ませかねない。開発途上国こそ、小さなエネルギーが必要です。
そのノウハウを日本はたくさん持っている。

どうして、政治家、大企業などは、これに目覚めてくれないですかねえ……!
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