原発のない社会をめざして 地熱量は世界3位、法改正で脱原発が実現する!②

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地熱量は世界3位、法改正で脱原発が実現する!②

前回の続きです。






「地熱発電こそ新エネルギーの本命」こう主張するのはエネルギー問題に詳しい東大名誉教授の安井至氏だ。
「原発依存は見直さなければならない。Co2も減らさなければならない。となると、再生可能な新エネルギーを総動員する必要がある。新エネルギーというと太陽光や風力にばかり注目が集まりますが、いずれも天候や風向きに左右されるきわめて不安定なエネルギーです。地熱発電の最大のメリットは安定した電力供給が可能な点。設備利用率でみると、太陽光は約12%、風力は約20%に対し、地熱は約70%にものぼる。本命は地熱しかないんです」

火山国・日本は世界でも有数の地熱資源大国である。潜在的な地熱資源量はインドネシア、アメリカに次いで世界3位の約2千万キロワットに及んでいる。これは小型の原発20基分にも相当する数字だ。

ところが、実際の開発状況をあらわす発電設備容量を見ると、日本は世界8位に下がる。現在、国内の地熱発電所は東北と九州を中心に18地点あるが、合計の設備容量は53・5万キロワットと福島第一原発の1基にも満たない。地熱発電の割合は、国内の総発電量のわずか0・3%にすぎないのだ。

逆に言えば、そのぶん、将来のポテンシャルが大きいということなのだが、なぜ日本ではあまり普及してこなかったのか。
地熱発電の普及を阻む壁のひとつが、開発リスクだ。なにしろ、広大な火山地帯から地熱発電として使える場所を探り当てなければならない。田原氏も松川地熱発電所でこう質問している。

「地熱資源を見つけるのが難しいんじゃないか。石油を探すときは、千に3つしか当たらないから“千三つ”と言われたものだが、地熱に“千三つ”はないんですか?」
「その段階は過ぎました。事前調査で相当正確に絞り込むことができるようになって、いまでは70~80%の確率で当たります」(高須所長)(中略)

もうひとつ、最大のネックとなっているのが、国立公園内での開発の制限だ。72年、政府は景観保護などを理由に「すでに発電所がある6地点以外は新規開発を推進しない」と通達。以来、開発は制限されてきた。

これには「環境省内で自然保護派とCo2削減派が対立していて、いまは自然保護派のほうが力がある」(安井氏)という事情もあるようだが、最近になってこうした規制も緩和される傾向にある。要は、国立公園の外から掘削すれば問題なし、ということだ。(中略)

最後に田原氏の総括を聞こう。
「今回、現地で見てきたら、なるほど、地熱発電は“日本の救世主”になる可能性があると思った。でも、現状ではすべてを合計しても原発1基にも満たない。いったい政治は何をやっているのか。菅さんはフランスのサミットで『20年代の早い時期までに再生可能エネルギーの割合を20%にする』と表明したが、具体的にどうやって引き上げるのか。口先だけじゃないというなら、いちど地熱発電所を自分の目で見てきたらいい」

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