原発のない社会をめざして 福島第1原発:黒塗り解除し手順書を公開…保安院

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福島第1原発:黒塗り解除し手順書を公開…保安院

ようやく、東電が黒塗りされていない手順書を公表しました。
といっても…公表されたのは1号機の約1割程度の量で、残りの部分の公表は今後検討するということです。
以下は…毎日新聞より転載です。






【福島第1原発:黒塗り解除し手順書を公開…保安院】
毎日新聞 2011年10月24日

東京電力が福島第1原発の事故の際、使われた運転操作手順書のほとんどを黒塗りし衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出した問題で、経済産業省原子力安全・保安院は24日、黒塗りをはずした手順書の一部を同委員会に提出し、公表した。原子炉を冷却する非常用復水器や代替注水装置などを動かす際に、全電源喪失を想定した手順書がなかったことが明らかになり、電源喪失に対する想定の甘さが改めて浮き彫りになった。

◇全電源喪失、想定なく

公表されたのは1号機の「事故時運転操作手順書」の一部で、過酷事故時に核燃料を冷却する方法や原子炉格納容器を減圧させるベント(排気)などの操作方法が書かれている。
保安院はこの日、手順書と実際の事故時の操作を比較した東電作成の報告書も公表した。それによると、3月11日午後3時37分、津波の影響ですべての電源を喪失した。その結果、非常用復水器の弁の開閉表示が確認できなかった。

手順書は外部電源や非常用発電機を失った場合を想定し、蓄電池を含めたすべての電源を喪失した場合を想定していなかったため、手順書通り操作することができなかった。東電は9月、テロ対策などの核防護や知的財産権などを理由に手順書の大半を黒塗りして同委員会に提出し、保安院が再提出を命じていた。

東電は今月22日の会見で、「手順書と照らし合わせた結果、実際の操作には問題なかった」と発表していた。
【河内敏康、中西拓司】

◇保安院「メリット大きい」

経済産業省原子力安全・保安院が24日公表した福島原発事故で使われた東京電力の運転操作手順書は、当初は大半が黒塗りされていた。東電は、黒塗りの理由としてテロ対策の核防護や知的所有権などを挙げていたが、保安院は「公表する公益上のメリットの方が大きい」と判断した。

公表されたのは1号機の手順書全体約1700ページの約1割にあたる。今後、2、3号機の事故に関係する部分や1号機の残り部分の公表を検討する。黒塗りの大半は、技術的な操作方法や装置の名称などで、保安院は、核防護上制限する内容はなかったと判断した。ただし、個人情報保護の観点から個人名は黒塗りを認めた。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は24日の会見で、「もし手順書がテロリストの手に渡れば、(東電が)どう対応するかが把握される恐れもある。手順書はプラントメーカーなどとの共同開発の成果でもあり、今後、訴訟リスクが起きる可能性もある」と述べた。【関東晋慈、中西拓司】

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彼岸花さんへ

彼岸花さん。コメントをありがとうございます。
とりあえず「一歩前進」というところなのでしょうが、それでも全体のごく一部ですからね~。
渋々と小出しに公表して、みなの興味がなくなって追及が緩まるのを待っているような、そんな作戦かな?
なんて勘ぐってしまいますよね。

特に、プルサーマルをやっていた3号機のデータは絶対に公表させなければいけませんね。
こういうところは愚図愚図とするくせに、事故のリスクを計算に入れても「やっぱり原発の発電コストは安かった」なんてインチキな報告だけはさっさと出すのですから、ホントまったく東電には腹が立ちますよね~。

ありがとうございました。合掌

No title

おはようございます。
全電源喪失、を想定していなかった、ということが、これで明らかになった
だけでも、今回の黒塗りしてないものを提出しなおせ、という命令は
正しかったし、東電のいい加減さの一端がこれで明らかになりましたね。
枝野経産相は、姿勢が厳しくて、なかなかよくやっていますね。
保安院が、本来こういった働きを、もっと前からしていてくれれば、
今回のような大きな事故は起きていなかっただろうと思うと、
返す返すも残念です。
それにしても東電は、ずうずうしいなあ。
よく、『手順書と照らし合わせた結果、実際の操作には問題なかった』などと
ぬけぬけと言えるものですね。その手順書がこれではね…!
どこまで国と国民を愚弄するつもりか、それで尚、これからもいく気か!
と、腹が立ちます。
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