原発のない社会をめざして 仏教界にも広がる「脱」の動き、生活 見直すとき

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仏教界にも広がる「脱」の動き、生活 見直すとき

前回の記事の続きです。






【仏教界にも広がる「脱」の動き 生活 見直すとき 会場はピリピリ 僧侶有志が開催、意義大きい】
東京新聞 2011.11.03 「こちら特報部」

「お話が全部 心に入った」

シンポに参加した福井市の主婦渡辺庸子さん(62)は「脱原発の集会はあちこちであるけれど、仏教のお寺が開催する意義が大きいと思う。お話は全部、すうっと心に入ってきた」と絶賛した。一方、原発が林立する若狭湾岸は、曹洞宗の信者が多い地域。信者には原発関係者も少なくない。寺の立場は微妙だ。そのためシンポの題名とは裏腹に関係者からは消極的な発言が相次いだ。

「原発賛成でも反対でもない」(実行委員長の松原徹心・副監院)。「永平寺が反原発の運動をしようというのではない。必要悪として存在する原発の裏には欲望を野放しにした生き方があり、それを見直した方がいいのではないかと問題提起した」(西田正浩・布教部長)…。ピリピリ空気を反映するように、会場での録音・録画も禁じられた。

さらにシンポ後の永平寺の記者会見では、同寺と原発との関係を問う質問が出た。文殊菩薩と普賢菩薩にちなんで命名された高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と、新型転換炉「ふげん」のことだ。

永平寺によると、動燃(当時)の理事長が同寺を訪れ、禅師に「菩薩様の知恵と慈悲にあやかろうと命名した」と報告。禅師は「それは良い」と答えたという。「寺がお墨付きを与えたのでは」との記者の質問に対し、松原実行委員長は「そうはとらえていない」と否定。その上で「永平寺は原子力に関しては何もしてこなかった」と認め、「原発は地球上の生命の理論には合わないと知らされたと繰り返した。

福岡原から参加した曹洞宗の住職甘蔗和成(かんしゃわじょうさん)(67)は「今までにないこと。永平寺さんはよくぞやってくださった」と高く評価した。チェルノブイリ事故後、脱原発を訴える本「まだ、まにあうのなら」(一九八七年)を出版した妻の珠恵子さんに影響され、個人として脱原発を訴えてきた。

今回は「曹洞宗の宗派としての意志とは無関係」(永平寺関係者)とはいえ、総持寺(横浜市)と並ぷ大本山の僧侶有志が開催したという事実は大きい。甘蔗さんは「今後、宗派全体に及ぼす影響は分からない。だが曹洞宗だけでなく、仏教界全体で原発を再考する動きが出てきている。期待している」と話した。

原発によらない生き方を/全日本仏教会

伝統仏教の名宗派や各都道府県の仏教会などでつくる全日本仏教会(全日仏)は十二月一日の理事会などで、福島原発事故に関する宣言・決議文を採択する方向で調整している。

奈良慈徹(じてつ)総務部長は「各宗派や檀だん信徒の問で原発のとらえ方は異なるが、今回の永平寺のような動きが出ている。大きな寺だけでなく、小さな寺も震災・原発でさまざまな取り組みをしている。仏教界全体の共通認識を宣言・決議文の形で問い掛けたい」と話す。

全日仏は八月二十五日、「原子力発電所事故から思うこと」と題する河野太通(たいつう)会長の談話を発表「二度とこのような事故を繰り返さないためにも、日々の生活を見つめ直さなければならない」と訴えた。宣言・決議文も「会長談話の線に沿って具体的なものを出したい。脱原発という言葉は政治的に受け取られかねないので使わない。原発によらない生き方を示せればと思う」。

福島原発から半径三十㌔圏内には約六十の寺があり、檀信徒ともども避難を余儀なくされているという。全日仏では、東京電力との補償交渉などで各寺を支援している。事故がいまだに収束せず、放射能汚染の恐怖も消えない中、仏教界にとっても原発は大きなテーマになっている。

<デスクメモ>

日ごろの罰当たりのついでに言わせてもらうが、原発事故の後、宗教界の動きは純すぎると感じてきた。数十万人の生活が破壊され、子どもたちは未来の夢も語れずおぴえている。この悲劇を前に宗教家がすべきことは山ほどあるはず。まず原発にNOを突き付けてほしい。ためらう理由がありますか。

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kanmoさんへ

コメントをありがとうございます。
9・19の集会に参加されていたのですね。ご苦労様です。
私も行きたかったのですが、どうしても仕事の都合がつきませんでした。

当日の様子については、当ブログでリンクを貼らせていただいている
彼岸花さんという方が、詳しく実況中継をしてくださっています。
ご覧いただいたら懐かしい(?)のではないでしょうか。

http://clusteramaryllis45.blog61.fc2.com/blog-entry-642.html

「生活の基盤は、仏教から学んだような気がします」
私もまったく同感です。たとえ現在無宗教であったり、あるいは…キリスト
教などの信仰をされている方であっても、日本人としてのアイデンティティー
を構築する上で、仏教の影響が皆無という人はいないでしょう。

私は…かねてから、遺伝子組み換え作物やクローン人間などのことについてもそうですが、
どうして日本の仏教界が…そのような事に対して公式な声明を出さないのかと不満に思っていました。
人の生きる道と死に方を説く宗教がしっかりしなければ、科学や経済が暴走するのは自明の理です。

永平寺さんから始まるこの「うねり」が、もっともっと日本中に弘まっていって、一日も早く
危険な原発から手を切れる日がくるといいですね。
ありがとうございました。合掌

こんばんは!

お邪魔します。
私は、詳しい事は分からないので、色々な勉強会に参加して
教えて頂いています。
9.19、明治公園での「さよなら原発」にも参加してきました。
原発に反対する方々の、言葉使い一つ見ても、誠実さに溢れて
います。

ご丁寧に書かれていて、分かりやすいですね。
抜粋して省略し、誤解を招かれては大変と思いました(苦笑)。反省!

また、生活の基盤は、仏教から学んだような気がします。
一人が一人に伝えて行く事の重要性を感じ、時々話題にしています。

どうぞ、よろしくお願いします。
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