原発のない社会をめざして 上野千鶴子 脱原発世界会議スピーチ

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上野千鶴子 脱原発世界会議スピーチ

横浜で行われた「脱原発世界会議」での、上野千鶴子氏のスピーチです。



この会議、脱原発世界会議って言うんですよね。「脱原発」って、気持ち悪い言葉です。日本には昔から「反原発」「非核」という言葉があったのに、何時から使わなくなっちゃったんでしょうね。

あの、でもね、仕方ないんです。「脱」って言うのは、そこを経過した、通りすぎたっていう意味なんですね。
で、私たちはまだ通り過ぎてさえいない。日本は汚れてしまいました。

日本はこれまで、5回の被爆体験があります。広島、長崎、第五福竜丸、JCO事故、そして福島。で、そのうち3回までは被害者でした。最後の一回は汚染の加害者になってしまいました。もう、だれも責めることはできません。

私たちが地球と命を汚しました。私たちは汚れました。もう、沢山だ。もうこんなことやめましょう。

この会場でもう一つ違和感があった言葉があります。会議の中で、ニッポン、日本、この国、この国。って言う言葉が連発された事です。この会議は「脱原発世界会議」であって、「脱原発日本会議」ではありません。

その理由は二つあります。第一は日本1国で脱原発をしても、朝鮮半島や中国が沿岸部に原発造れば、そしてそれが万が一事故を起こせば、汚染は日本にも及びます。汚染は国境がありません。チェルノブイリの事故でヨーロッパが一つになったっていうのは、汚染に国境がなかったからです。

第二に、原子力の平和利用と軍事利用は裏表である事を、私たちはとことん学びました。日本一国が非核三原則というのは、核兵器を作らない、持たない、持ちこませない、なんですが、それを日本だけが思っていても、他の国が核兵器を持っていたら元も子もありません。ましてや、他の国の核の傘のもとにあるなんて論外です。

東西冷戦が終わって、アメリカのオバマ大統領はノーベル平和賞を貰ったんですから、核兵器が非人道兵器だっていう事を認めて下さい。広島に来て謝罪して下さい。

脱原発も、脱核兵器も一国だけではできません。だからこそ、国際連帯が必要なんです。だからこそ、私たちは国境を越えてここに集ったんです。で、この二日間私はいくつかのセッションに出て、感じた成果をお伝え申し上げましょう。三つあります。

【その1】大丈夫。私たちは原発が無くてもやっていける。

【その2】大丈夫。原発に代わる代替エネルギーや再生可能エネルギーは、確実に手に入る。

【3つ目】大丈夫かどうかちょっと分からないのは、私達がそれを決めるのかどうか。です。

わたし、この会議を計画して、実現にこぎつけた実行委員会のみなさん方の事を考えました。その方達に本当に心から感謝したいと思うんですが、この会議の計画を聞いた時に、無謀だって思いました。準備期間があまりに少ない。それからパシフィコ横浜っていう、こんなに使用料の高いこんな大会場を確保して、満杯に出来なかったら世界に恥かくじゃないですか。あまりに無謀だから協力しないわけにいきませんでした。

で、その結果が・・これです私ここに来るまでハラハラドキドキしていました。でも、満杯に埋まりました。

埋めたのは私達です。私たち自身に拍手をおくりましょう。この会議をちゃんと報道しないメディアは許さないからね。

みなさんがたの、これが三つ目の成果に対する答えです。ここにいる私達が私たちの未来を決めます。御一緒に行動しましょう。ありがとう

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