原発のない社会をめざして 福島第一「撤退」 水掛論で済ませるな

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福島第一「撤退」 水掛論で済ませるな

大事故を起こした福島第一原発から…東電が「作業員を撤退させる」と言ったのか?言わなかったのか?
これについて、朝日新聞の編集委員の竹内敬二氏が意見を書いていました。







【水掛け論で済ませるな】
朝日新聞 5月16日

東京電力の撤退問題は「日本が原発をもつ資格があるのか」という重い問いを投げかけている。当時のやりとりを明らかにして真相を究明することが、事故調査の成否をにぎる。

原発事故は他のどんな工場の事故とも異なる。「制御を放棄して撤退するか」「作業を続けるか」。つまり、国土の大規模汚染と作業員の命のどちらを優先するのかという選択を迫られることがあるからだ。

1986年のチェルノブイリ原発事故では原子炉が大爆発し、こうした究極の選択が迫られた。その結果、消火に当たった消防士ら約30人が急性放射線障害などで死亡した。しかし、政府や電力会社はこれまで「日本では大事故は起きない」という安全神話を隠れみのにして議論を避けてきた。

今回、福島事故でまさに究極の選択が迫られた。大事故を考えてこなかったツケが、事故直後の対応のまずさとして現れた。もし、全面撤退していたならば、より広い地域が汚染され、今以上に取り返しがつかない事態に陥っていた。しかし、事故から1年以上たった今も、事実が明らかになっていない。

14日、勝俣会長は国会事故調に呼ばれ「事故対応の責任者は社長、現場の最高指揮官は発電所長」と述べた。当時の清水社長と吉田昌郎所長の2人が事実解明のかぎを握る。東電は参考人招致に協力し、本社と発電所のテレビ会議システムのやりとりなど情報公開に応じるべきだ。

撤退問題が「いった、いわない」の水掛論に終始して真実が解明されないまま、政府が原発の再稼働を推し進めようとすれば、国民の信頼は失われる。



(もう一つ、同じ日に掲載されていたニュースも転載します。)

【「撤退」の意向 清水社長が】

「撤退」を巡って東電と官邸はどんなやりとりをしたのか…。朝日新聞「プロメテウスの罠」取材班がこれまでに把握した事実を整理する。

東電から官邸に福島第一原発からの撤退の意向を伝えたのは清水正孝社長(肩書は当時、以下同じ)だった。3月14日夜から、海江田万里経産相と枝野幸男官房長官に電話で告げた。伊藤哲朗内閣危機管理監(元警視総監)も官邸内で東電幹部から直接、第一原発は「放棄」、第二原発も「撤退」と聞いた。

清水社長が海江田経産相の秘書官に電話をしたのは14日午後7時ごろから同9時ごろまでの間だった。なかなかつながらず、かなり頻繁にかけた。そのころ、2号機は、原子炉の圧力上昇で深刻な状態に進んでいた。

清水社長は、日付が15日に変わるころには枝野官房長官に電話をかけた。東電は全面撤退は考えたことはないと主張しているが、この点について枝野氏は今月の取材に「部分撤退の話だったら、そもそも私に電話してくる必要などない」と話した。

菅首相が、閣僚から東電撤退の話を聞かされたのは15日午前3時過ぎだった。仮眠から起きた菅首相は「撤退したらどうなるか分かってんのか。そんなのあり得ないだろ」と言った。

菅首相はその後、清水社長を官邸に呼び、「撤退などあり得ませんから」と告げた。清水社長が「はい、分かりました」とあっさり受け入れたため、海江田経産相らは拍子抜けした。

菅・清水会談で政府と東電との事故対策統合本部の設置が合意された。

政府事故調の中間報告に、官邸の政治家側が勘違いしたように書かれている点について枝野氏は、「(中間報告段階では)政治家から聴取していなかったからそうなっている。最終報告では内容が変わると信じている」と話している。

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