原発のない社会をめざして 国民と議論はポーズだけ 枝広淳子さん

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国民と議論はポーズだけ 枝広淳子さん

朝日新聞のオピニオンに、環境ジャーナリストの枝広淳子さんのご意見が掲載されていました。
私は、少し前に…この方の「エネルギー危機からの脱出」という本を読んでいて、それも素晴らしい内容だったのですが、この記事で特に共感できるのは…「女性と若者の声をもっと聞くべきだ」というところです。利権にまみれたポマード臭いおっさん(イメージが古いかな?)達には、もうこの国を任せておくことはできないと思うからです。
以下は…朝日新聞より転載です。







【国民と議論はポーズだけ 枝広淳子さん】
朝日新聞 6月2日

「3・11」の後、市民が、国のエネルギー問題を「我が事」と、身近なものとして考えるようになってきたにもかかわらず、結局、政府と電力会社、自治体トップという従来通りの顔ぶれで決めようとしている。これは「3・11」前と同じ。国民にきちんと説明をせず、対話もない。単なる儀式です。これでは、政府に対する国民の信頼回復など遠ざかる一方です。

以前、スウェーデンの友人に聞いた話は興味深いものでした。原発ごとに毎月のように住民向け説明会が開かれ、住民の求めるデータを示して、専門的知識のない人でも理解できるようになっている。しかも、原発施設はいつでも見学できる。政府が、ふだんから住民との対話に力を入れているんです。

原発から出る放射性廃棄物の最終貯蔵施設の建設計画が浮上した際に、住民の意向を調べたところ、同意する人の割合は、全国平均は4割でしたが、原発立地自治体では7割以上でした。立地自治体では、ふだんから政府や電力会社が住民とコミュニケーションを取っているので、信頼関係があるからです。

国のエネルギー基本計画の議論のあり方にも大きな疑問があります。資源エネルギー庁の基本問題委員会の委員をしていますが、人口の半分強を占める女性の委員は25人中4人。年齢構成も30代以下の人がゼロと偏っています。将来のエネルギー政策を論議する場に、女性と若者の声が届きにくい。

資源エネルギー庁に女性や若者を呼んで意見を聞くように再三要請しましたが、「無理」という返事でした。独自に女性と若者の集いを主催し、寄せられたを委員会に届けました。

政府は、国民的議論によって原発の依存度を含む将来のエネルギー政策を決めると言ってきましたが、結局ポーズだけ。国民も自ら声を出すようにしていかないといけません。一人一人の行動が、社会の仕組みを変える力にも成り得るんです。

たとえば、私たちは投票権という有力な武器を持っている。選挙でエネルギー政策を基準に政治家を選べる。選挙だけではありません。毎日の買い物でも、自然エネルギーを大幅に取り入れている企業の製品を選ぶ。企業に対する投票ですね。

将来のあり方として、私は地産地消型を提唱しています。地元の自然エネルギー資源を使うことで、地元に雇用が生まれ、地域経済の後押しにもなる。あと、隣近所で電気の貸し借りができればいいなぁと思っています。太陽光発電をしている家庭で電気が余っていれば、お隣に電気を融通する。今は電気事業法で出来ませんが、法改正すればいいんです。いつの日か、「お金持ち」より「電気持ち」が頼りにされる日が来るかもしれません。

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彼岸花さんへ

彼岸花さん。コメントをありがとうございます。
ホントに…この口だけの政権にはもううんざりですね。
私は次の選挙では、たぶん違う政党(自民党もダメ)に投票すると思います。
そういえば、平さんは民主党を離党しましたね…えらい!

やっぱり、頑張って選挙を最大限に活用するしかないんでしょうね?
原発推進の議員は全員落とす!役人に逆らえない議員も落とす!
ついでに…原発関連企業の不買運動などもしないといけないかも。

ちなみに、最近交流させていただいている「やっちゃん」さんのコメントで、
こんなご意見がありました。

「今の政府のありようや公務員の問題に不平不満感じてた
今までぜんっぜん選挙行かなかった若者たちが
ツイッターで呼びかけて選挙にすごーい行って、
橋下さん、当選しちゃったって現象も起きたのですよ」

やっぱり、みんなで腰を据えて真剣に政治家を選ばないとダメですよね~。
この方のブログも素晴らしい内容で面白いですよ。
ぜひ一度…彼岸花さんもご訪問してみたらいかがでしょう?

http://taniguchi11.blog.fc2.com/

そうそう…選挙に関することで今日の夕方、ちょっと面白い記事をアップします。
彼岸花さんに喜んでいただけるかな?ふふっ♪
ありがとうございました。合掌

No title

ほんとにこの政府は口先だけですね。
復興進まぬ東北大震災被災地の想いも、福島の人々の
苦しみも、現実にはちっとも具体的な救済措置を打たない。
ただ、どこか大きな会社などが上の方で儲けているだけ。
政治家はそれとつるんでいるだけ。
常に決定は、一部政治家、官僚、自治体上層部の密室会談で
決められてしまう。反対の声が大きくなると、昨日の前原氏のように
話しあいの一方的打ち切り。三役に一任、っていったって、それが
信用ならないんですから。

国民の声を聞くなんて嘘っぱちです。今朝の朝日に、
2030年度のエネルギー比率を考えるに際し、国民の声を聞くために
政府が『討論型世論調査』を行う案を出したそうですが、
これも一見フェアなようだけれど、その人選をどうするか、ということ
次第で、最初から原発ありきの御用討論になりかねない。
あらゆる委員会などが現実にはこれですものね。女性や若者の
比率は少なく、原発賛成派が圧倒的に最初から数の上で勝っている
審議など、結論が最初から見えている。

どうしたらいいんでしょうねえ…
あきらめないで、国民に声を上げてほしいです。
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