原発のない社会をめざして 動画で見る炉心溶融

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

動画で見る炉心溶融

独立行政法人・原子力安全基盤機構という組織が、福島の事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像を見つけました。
解析では、事故発生から約3時間後にはメルトスルーすると言っています。




防災用事故シナリオ理解のための教材(BWRマーク1型)

事故発生後に、制御棒が完全に炉心に挿入されたことにより、原子炉が停止し、その後炉心を冷却するための全ての注水に失敗するケースです。

配管破断事故が発生すると、冷却材が喪失し、原子炉圧力容器内の水位が低下します。制御棒は挿入されますが、注水に失敗するため炉心が露出します。

炉心が露出すると、燃料の冷却ができないため、残留熱により燃料温度が上昇します。

そして、もっとも温度が高くなる炉心中央部の燃料が溶融します。(事故発生から約30分後)

溶融した燃料は、やがて原子炉圧力容器下部に到達します。(事故発生から1時間後)

原子炉圧力容器は、厚さおよそ12~15センチの鋼鉄製ですが、溶融した燃料は非常に高温であるため、ついには原子炉圧力容器を貫通します。(事故発生から約3時間後)

貫通した溶融燃料は、原子炉圧力容器を支えるペデスタルの中間床面に落下します。

そして、コンクリートの床を浸食しながらガスを放出し、格納容器の温度および圧力を上昇させます。

マーク1型格納容器では、その後溶融燃料がコンクリートで形成されたペデスタルの中間床面を貫通し、さらにその下部にあるコンクリート床面上に落下します。

ペデスタル下部のコンクリート床面に落下した溶融燃料により、ガスが発生します。このガスが格納容器内に充満して、温度および圧力が徐々に高くなります。

そして、圧力が格納容器の限界を超えた時に、格納容器のフランジ部から原子炉建屋内に大量の漏洩が起こると想定し、防災策を講じます。

漏洩したガスには、希ガスやヨウ素などの放射性物質が含まれており、原子炉建屋を経由して、排気塔から環境に放出されます。

今回は、防災用事故シナリオ理解のために、配管破断に起因する最悪の事例をご覧いただきました。

万一こういう事態に至った場合でも、住民の方々に安全・安心して頂けるように、日頃から、防災担当者への訓練を通して、原子力災害時の対応能力の習熟に努めております。

人気ブログランキングへ
↑原発を止めたい方 クリックをお願いします↑
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

海空居士

Author:海空居士
当ブログはリンクフリーです。トラックバックや転載等もご自由に。
コメントも大歓迎です。興味深い情報があれば教えてくださるとありがたいです。
ツイッターもやっています。フォローやリツイートもしてくださったら嬉しいです。
心ある人達の連携で、なんとか危険な原発を止めましょう。どうぞよろしくお願いします。

カウンター
カテゴリ
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
月別アーカイブ
原発関係リンク
お世話になっているサイト
最新トラックバック
ツイッター
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。